福島11R

一般メディア含め専門紙等の書いている予想の根拠といえる文脈を
読んでみたが、(たぶん始めて読んでみた)下記のような感じのものだ。

>スピード能力高いツインクルスターが本命。
降級戦の前走さくらんぼ特別は、開幕週の馬場を味方につけて軽快に逃げまくった。
ゴールではメイショウハガクレに差されて2着も、3着馬には3馬身差をつける好内容で能力の高さを示した。
3走前には後続をちぎって現級を圧勝しており、1000万なら速力は一枚上の存在。
実質的にはトップタイの55キロのハンデを課せられたが牝馬にしては馬格があり問題ないだろう。
休み明け2戦目のケイアイエレガントを相手とみたが、
降級戦を待っていた昨年の勝ち馬コンサートレディの一発を警戒したい。
前がやり合う展開なら末脚切れるフレデフォート、エールブリーズが浮上する。
押さえはコース巧者のマイネサヴァラン。


つまりは自分の感想なのだろう。主観というかなんというか、書き方の決まりがあるのかも
しれないが、なんとも、読んだこちらはどうしてよいのか判らない(少なくとも私は判らない)

私が(レーティングマニアックなら)このレースの感想と主観を書くとすれば、

出走するための第一優先権をもった、馬は2頭、ツインクルスターとケイアイエレガント。
ツインクルスターの評価ハンデ55Kは、上級クラスで53Kつまり降級すれば当然2K増は
当然のの評価だ。

この2頭については、必ず出走できるという保障の上に、抜かりのない仕上げをしている事は
追いきりウンヌンなど見るまでもなく判る。

他はブロック違いの優先権を所持する馬がフレデフォートが出走できているが、運がよかったの
だろう。この運は彼の強みになることは間違いないだろう。

昨年の当該レースの勝ち馬、コンサートレディは降級初戦をここを目標にしたのが
着順による優先権を逃したため、間隔を開け第二優先権を取り出走してきたことは間違い
ないだろう。

このレースの出馬を見て真っ先に目が釘付けになった馬がいる、上記に挙げた馬ではない。

アグネスマチュアだ。他ブロック所属であり、優先権利もない馬である。
つまり出走出来る保障のない馬を内田騎手に依頼していたのだろうか?
このレース除外馬が5頭でているが、この馬もまた除外になって不思議はない。
しかも特筆すべき点は、登録の段階で他レースの登録はないのである。

狙いの対象となる馬ではないし、絞り込むにはレースの出走馬の力があまりにも拮抗しすぎている。
私が注目するのは、3歳レーティング100を持つ(古馬戦では7ポンドき古馬の93辺りに相当)
エールブルーズが古馬の90~94辺りの馬達(牝87~)(1、2、4、5、6、9、10、11、13、15)
との対戦で、どのような結果を出してくれるのか今後の世代比較のために興味をもっているくらいだ。

と書くことになる。

ついでなので、2歳未勝利戦について少し書いておく。

函館1Rデンコウウノが一番人気になっているが、
この馬が背負って走るものは、以下のデータだ。
前走2着馬が(この馬と同じように1回函館5,6日芝1200)勝てなかった場合3戦目となるレースを勝利できた馬はいない。
また武田博先生の場合、新馬初戦2着馬が次走で勝利した事は2度あるがその2頭は次走も勝利している。
2戦目の未勝利を勝利できず2着以下に敗れた馬の3戦目は馬券圏内の好走は難しいと過去の5頭は語っている。

シュガリエに関しては、
新馬芝1000m2着馬が、この馬と同じように2戦目となるレースに出走し入着を果たしたケースはあるがその馬達が3戦目となる次走を勝利したことはないというデータを背負って走ることになる。

グラスケリーに関しては、
杉浦調教師の新馬初戦2着馬の次走成績は6-2-0-7/15うち芝戦は4-1-0ー3/8
7月8月期に限れば、3-1-0-1/5 
というものだ。

中京1Rのモズハツコイのもつ背景は

牧田先生の場合まだデータ数が少ないが新馬2着馬の次走をみると対象の2頭ともに馬券圏内を外していない。3~4着馬の次走はみるべきものがなく、次走出走できる優先出走権利すら取り逃がす馬が大半であり、成績は0-0-0-8/8である。
というものである。



レーティングマニアック管理人