競馬の丁半博打という投資方法(レーティングマニアックの基本投資手法)


単勝の場合の控除率は20パーセントです。

100円に対して20円のいわば場所代を支払います。
残りの80円を取り合うのですが、二つに分けると
いう事は当然ですが、双方が100円に対して
20パーセントつづ支払っている事になりますので
40円になります。つまり60円を取り合うのです。
かなりアバウトな書き方をしていますが
判り易いと思います。

よって、1.6倍が分岐点になっていると考えるほうが
判り易いですね。

そしてこの1.6倍を競馬の場合丁半博打と呼びます。

レーティングマニアックの投資の手法の基本になります。


具体的にはどのような馬券の買い方をするのかという事を
説明いたします。


ゴラム氏のブログにも今日の函館8Rの事で書かれていましたように

1.6倍の支持を集めていた馬がいました。

この馬のレーティングは最高で84です。(前走)

84というレーティングが最高である競走馬が、この時期の500万条件戦に
出走し1.6倍以下の支持を集めるという重荷を背負った場合の成績を見ると過去勝利できた馬は3頭しかいません。

その3頭も相手が84以下のレーティングの馬達ばかりのレースでした。
(同じくレーティングマニアックの春樹さまの集計)

※競馬屋ノートの方では詳細なDATAを集計いたしておりますので
84が前走だったのか?前走以前のものであるのか?または勝利したときのレーティングなのか
レーティングを出したクラスは?などなどによっての成績の違いがあり、そのような経緯からの集計ですと
今回のタイプの馬の勝利は一頭もいません。

今回のように。90ほどのレーティングをもった馬が出走していた場合
ほとんど負けてしまっています(2着はいます)

このようなDATAの集計を行っていますので、(レーティングそのものは
レース終了後当日中にレーティングマニアックより
競馬ソフトTARGET JV用一括インポートファイルが配信されています。)

このタイプのレースを見つけた場合、とるべき手段は決まっています。
つまり他の馬全ての単勝を購入してしまうのです。

二つにわけて、丁か半かどちらかという丁半博打という事になります。

判り易いように純利設定を1万円にして書き出してみます。

以下2番の馬を除いた馬全ての単勝を購入しどの馬が勝利しても
純利として1万円得られる設定金額です。


6月 9日 1回函館1日

8R 単勝 1 3.8 6700
3 23.8 1100
4 45.7 600
5 111.8 300
6 7.7 3300
7 20.6 1300
8 21.7 1200
9 113.8 300
10 54.8 500
11 219.1 200
12 87.1 300
合計 15800


と15800円の投資を行うと、どの馬が勝利しても純利1万円が得られることになります。

こちらの購入を半側とすれば、2番の1.6倍の馬を丁とする事になりますので

2番の馬の単勝を購入し、純利1万円を得るとすれば、16700円購入する
事になります。

84というレーティングが最高である馬が過去の成績からは勝利したことはないと
いう事が判っている場合、他馬全ての単を購入してしまうといういわば強引な
手法ですが、はたして、これを博打といってよいのかどうかは疑問もあります。

つまり博打の概念としては、どちらかに”賭け”どちらが勝つかは判らないから賭け

この場合負ける側がわかっているわけですので、どうなのだろう?と・・・。

もっとも過去の成績DATAですので、今回勝ってしまう可能性も無いとはいえず・・

ですが事実は今回も負けて(2着)しまったわけですし、それは当然という
見方をレーティングマニアックの方々はなさっているわけですので・・なんとも


※昔のメンバーに、オツムの固い方がいらっしゃって、それは丁半とはいえない
丁半とはあくまで2倍・・ウンヌンカンヌンという能書きをタレていらした方が
いらっしゃったと聞きます。

この競馬の丁半博打という手法の概念に対して
意味のある意見なのでしょうか?私にはただのアホの意見としか思えません。
どこにでもいらっしゃるタイプのオツムの固い方なのでしょう。

勝つか負けるか。それだけに意味があるのですから。

レーティングマニアックDATA室競馬屋予想ノート