オークス 有力馬考察② | 腹八分目予想 -競馬好き!!-

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予想 むしろ 見解

・シゲルピンクダイヤ
デビュー戦および2戦目の内容が秀逸で、チューリップ賞では穴推奨した馬です。

そのチューリップ賞で上がり最速の脚で2着し、そして本番の桜花賞でも上がり最速で2着に食い込んできました。

終いの切れる脚はオークス出走メンバーの中でもトップクラスの馬だとは思いますが、桜花賞に関してはほぼ最後方から隙間を見つけて内を突いた和田Jの好騎乗があったところもあり、大外を回したらこうはいかなかったであろうこと、内が詰まっていた可能性もあることを考えると、展開に左右される馬ですし、この馬にとっては再現性の低いレースであったのではないかと思います。

またダイワメジャー産駒であることと、マイル前後であるからこそ切れる脚を活かせるところが大きいとみて、距離延長はどうでしょうか。




・ビーチサンバ
桜花賞後の回顧で以下のように記載しました。

『やはり全ての能力が平均点よりやや上という感じだからこそ、相手なりに好走しますけど、特筆するものも感じないので、善戦ホースという見立ては変わりません。』

阪神JFの時から、桜花賞終了まで、基本の勢力図は変わっていなかったと回顧で結論付けましたが、そういう意味ではこの馬も世代上位の一角であり、桜花賞後の上記回顧でも悪く言えば勝ちきれないものの、常に馬券圏内に絡んでくる可能性があるという見立てです。

これまで東京コースでは、アルテミスS、クイーンCと2着に好走しており、距離はどうかもコース自体は合っているはずで、先週のVMでも好騎乗を見せた福永Jがソツなく乗れば、頭は厳しくても馬券圏内に入ってくる可能性は十分に考えられます。




・ウィクトーリア
フローラSまでは勝った時と負けた時の内容が極端で、逃げられた時にのみ勝利をあげていたことから、フローラSでも逃げ宣言をしていました。

出遅れたことで万事休すと思いきや、上位に来た馬は、逃げたジョディー以外は早い上がりを持つ馬同士の差し決着となり、上手い具合に脚が溜まったことが功を奏した形になりました。

母がオークス4着、秋華賞勝ち馬のブラックエンブレムですから、血統的には距離はこなせるはずで、距離に不安を抱える馬がいる中、2000mで結果を出したこと、血統的にこなせる土台があることは強みでしょう。

ただし、やはり基本の世代上位は阪神JF~桜花賞組のはずで、それに比べてフローラSのレースレベルがどうかというところです。




・シェーングランツ
桜花賞後の回顧で以下のように記載しました。

『エンジン点火に時間がかかると消し馬指定しましたが、アルテミスSも東京コースおよび早い流れあって差し届いたところがありますから、この条件は走れる条件ではなかったということでしょう。オークスでは明らかに条件好転しますが、おそらく周りも同じように思って穴人気しそうですし、基本的に藤沢、武豊ブランド、ソウルスターリングの妹ということで過剰人気しやすいところもあるので、取捨が難しい馬になりそうです。』

回顧に記載通り、条件好転は間違いありません。

2歳時点のアルテミスSで1:33.7の好時計で勝っていますし、33秒台の上がりの脚も持っているので、今の高速馬場にも対応可能ですし、広い東京コース替わりは大幅プラスです。

桜花賞終了時は、オークスでは4~5番人気にはなりそうと思い記載したものでしたが、某大手競馬サイトの想定人気だと8番人気とされています。

過剰人気なら買いたくないものの、その想定人気前後で買えるのであれば狙ってみたい一頭です。





                 

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