事業承継に向けた取り組みを開始した後に望ましくない状況が生じていることが分かったときに、既に引き返すための時間的な余裕がないという事態が起こることを防ぐために、正式に足を踏み出す前に一定の準備を行う必要があります。
事業承継を行うにあたっての事前準備の一つ目として、「後継者が経営を引き継げる器であるかどうかを確認すること」が挙げられます。
事業承継に失敗した会社には、大きなリスクが待ち受けています。
経営力の低下や取引先からの信用失墜、従業員の士気の低下、優秀な人材の流出といった業績の悪化に直結するリスクです。
高業績の会社であっても、業績悪化のスパイラルに巻き込まれると、坂道を転げ落ちるように苦しくなっていきます。
中小企業の経営は、経営トップの采配に左右されます。
経営トップには、環境の変化に的確に対応しながら正しい決断と行動を取り続けることのできる能力や資質、リーダーシップが必要とされます。
これらは訓練で習得できる部分もありますが、限界もあります。
器のない人間は、信頼される経営トップにはなることができないのです。
後継者を決めるにあたっては、その人物が経営トップとしての器であるのかを十分に見極めなければなりません。
※大庭経営労務相談所は、「次期社長」、「事業を継いだばかりの新米社長」の経営を全力で応援しています
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