強敵をものともしないロゴタイプが逃げ切り!2016年、安田記念(GI) | パンダが振り返る重賞レース

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JRA(中央競馬)の重賞レースを回顧します。ぶっちゃけ未来につながる予想用備忘録です。

2016年の春のGIは終わったわけですが、その中で強く印象に残っているのは安田記念と日本ダービーです。安田記念の方はなんというか、本当に予想外の展開。ダービーは3強の激突は誰しも予想していたのでその激戦が印象に残ったわけですが、安田記念はまさに伏兵と呼べるロゴタイプが鮮やかに逃げ切りました。

それも、人気も実力も兼ね備えたモーリスやドバイで勝ったリアルスティールといった強豪馬を打ち破っての完勝です。では、振り返ります。

スタートは一頭出遅れましたが他はほぼ順調。まずはディサイファが先頭に立ちますが,すぐにロゴタイプが並んでそのまま逃げの体勢へ。8番のモーリスも3番手と良い位置。その後ろにはイスラボニータもいます。600mの参考タイムは35秒。

先頭はロゴタイプ。その後ろには速くもモーリスがあがってきます。3番手にはモーリスの動きを見ながらリアルスティールとなり、そのままコーナーを曲がって直線へと入ります。

先頭はロゴタイプ。リードはだいたい1馬身ほど。2番手についたモーリスもここから賭けるかと思いきや伸びない。

気がつくとロゴタイプが更にリードを広げる展開。これは強い。そして、ロゴタイプが前で粘る中、後続からモーリスが接近しますが、すでにリードは1馬身以上開いており、追いつけません。気がつくとロゴタイプの鮮やかな逃走劇で安田記念を制覇しました。