栄光と挫折を繰り返した馬、ダイワメジャー 2006年、マイルCS(GI) | パンダが振り返る重賞レース

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JRA(中央競馬)の重賞レースを回顧します。ぶっちゃけ未来につながる予想用備忘録です。

2004年、重賞初制覇を皐月賞で成し遂げたダイワメジャー。そのため、いきなり注目を浴びることになりましたがその後のレースの結果は惨敗そのものでした。東京優駿6着、オールカマー9着、天皇賞・秋は17着・・・。

その後、2005年のダービー卿で久しぶりに勝利を物にしました。ところがその後の一年は勝ち星がなく2着止まり。あと少しなのに勝てない。この2年間、ダイワメジャーは相当苦しみました。ですが、ダイワメジャーの栄光はここからです。

2006年に入るとマイラーズカップ、毎日王冠を制覇し、天皇賞・秋に挑み2冠を達成。2連勝のまま挑んだのがマイルCS。では、レースを振り返ります。

18頭が揃ったスタート。先行争いに挑んだのはアグネスラズベリー、ステキシンスケクン、それにダイワメジャーが続きます。後方にはダンスインザムードです。残り800m過ぎた時点でも先頭はステキシンスケクン、2番手にはダイワメジャーが単独で追走。そのまま坂を下って直線へ入ります。

直線ではステキシンスケクンを抜き去り、ダイワメジャーが先頭。そのまま後続馬を突き放しにかかりますが、後方からダンスインザムードが迫ってくる。ここから二頭の競り合いです。ダンスインザムードがダイワメジャーを追う。ダイワメジャーは必死に食い下がる。ゴール直前、迫るダンスインザムードを何とか振り切りダイワメジャーがゴールしました。