メジロブライトの快進撃はここから始まった。1997年、ステイヤーズS(GⅡ) | パンダが振り返る重賞レース

パンダが振り返る重賞レース

JRA(中央競馬)の重賞レースを回顧します。ぶっちゃけ未来につながる予想用備忘録です。

クラシック三冠のレースに出場して1、1、2番人気になりつつも一つも勝てなかったメジロブライト。あのラジオたんぱ杯、共同通信杯での力強い連勝は何だったのか。97年、多くの競馬ファンがメジロブライトに失望したことでしょう。ですが、メジロブライトはここで終わる馬ではありませんでした。

同年11月、ステイヤーズSでメジロブライトは実力を開花させ、その圧倒的な存在感と強さをファンに見せつけたのです。その日は雨が降っており、長距離には向いていない酷い馬場状態でした。では、レースを振り返ります。

一頭が出遅れたスタート。このレースでも1番人気となったメジロブライトは後から4頭目です。途中、「三冠レースを一つも取れなかった」と厳しいことを述べる実況アナウンサー。レースは2週目となり、メジロブライトは徐々に順位をあげていきます。そして、直線前では先頭となり、そのままなだれこみます。

直線に入って残り200m。誰もがその光景に目を奪われました。

サージュウェルズが食い下がるなか、メジロブライトが先頭でリードを保つ。そして、2番手がスタミナ切れにも関わらず、さらに加速して後続馬を突き放す。気がつくと大差のリードでメジロブライトがゴールを突っ切っていました。

このレースの圧勝こそ、天皇賞・春まで続く重賞4連勝という快進撃の幕開けとなったのです。