エニフステークスL 🏇💨


土曜日(9月7日)
中京競馬場
★ダート1400m
3歳以上オープン
国際
別定

先週に引続き、西日本の競馬開催は中京競馬場となっている、今週末の中央競馬。例年阪神開催が行われているその秋の開催だ。
中山競馬場で秋華賞トライアル、紫苑ステークスGII  が行われる土曜日の、中京競馬場ではダート1400mのオープン特別競走、2019年よりリステッド競走となっているエニフステークスL。勿論例年は阪神競馬場で行われている。
競走名のエニフとは、ペガサス座を構成する星。同星座の鼻の部分に当たり、構成する恒星の中で最も明るい星である。アラビア語で「馬の鼻」を意味する「アル・アンフ・アル・フォラス」が語源、とされている。

★ エニフステークス 主な過去の勝ち馬 ★

・ エイキューガッツ ・ イシヤクマッハ ・ マンボツイスト ・ ホーマンベルウィン ・ カイトフルウインド ・ ヴァーミリアン(ジャパンカップダートGI 他) ・ ジョイフルハート ・ サンライズキング ・ グロリアスノア ・ ケイアイガーベラ ・ ダノンカモン ・ マルカフリート ・ アドマイヤサガス ・ ポアソンブラック ・ エーシンビートロン ・ キングズガード ・ ウインムート ・ メイショウウタゲ ・ エアアルマス ・ ジャスパープリンス(連覇) ・ ベルダーイメル  etc……

エニフステークスは2006年まで秋の京都開催で行われていた。距離も2005年まではダート1800mだった。

★ 唯一の連覇ホースは……

エニフステークスL を連覇したジャスパープリンスは米国産馬。その連覇は5歳だった2020年、そして6歳の2021年の事だった。最初の勝利2020年はオープン入り2戦目、休み明けで前走はバレンタインステークス(東京ダート1400m)を競走中止明けだった。2021年の方も休み明けでその間勝ち鞍はなかった。其れはその筈、同馬はオープンクラスでマークした勝ち鞍は連覇したこのエニフステークスL のみ。9歳となっている現在は高知県競馬組合に籍を置いている現役馬である。

★ 追込炸裂‼️

昨年の エニフステークスL は久々に阪神競馬場で行われた。出走頭数は9。優勝したのはベルダーイメルで最後方からの追込みを決めた。一昨年の福島民友カップL に次ぐリステッド競走2勝目に。オルフェーヴル産駒で戦績は不安定故に勝ち負けする時の多くが人気薄の激走となるケースが多く、エニフステークスL優勝は9頭立て5番人気だった。次走グリーンチャンネルカップL は②着だったがその後は尻すぼみ気味の戦績に…(現役馬)。

・ サンライズフレイム(牡4)  波乱の決着となった先日のサマーチャンピオンJpnIII への出走叶わずこのリステッド競走へ。登録段階では自身③着だった根岸ステークスGIII の覇者エンペラーワケア(牡4) も登録しており、共に出走が叶えば一騎打ちの可能性も。共にJBCスプリントJpnI への足掛かりを付けたい存在であり、特に此方サンライズフレイムにとっては収得賞金加算が必須であり負けられない舞台だろう。鞍上は藤岡佑介(昨年ベルダーイメルで優勝)となるだろうがポラリスステークス(阪神ダート1400m)までは実弟でこの春落馬事故により急逝された藤岡康太さんが務めていた。