宮崎ステークス 🏇💨


土曜日(7月13日)

小倉競馬場

★ダート1700m

3歳以上3勝クラス

ハンデ


函館2歳ステークスGIII が函館競馬場で行われる今週末の土曜日、同日開催の小倉競馬場のメイン競走として行われる。発走はその函館2歳ステークスGIII の後と予定されている。

競走名の宮崎は勿論宮崎県のそれである。現在は沖縄県がメインとなっているプロ野球の春季キャンプの開催地として有名である。夏の小倉開催では九州産限定の競走が組まれているが宮崎県は馬産地のひとつとしても有名だ。

宮崎ステークスは2008年に初めて行われ、その後暫く継続されたが2010年代半ばになると行われなくなった。昨年復活した形である。


★ 宮崎ステークス 過去の勝ち馬 ★


・ 2008年  ベルモントプロテア 

・ 2009年  マイプリティワン

・ 2010年  インバルコ

・ 2012年  ナイスミーチュー

・ 2023年  リキサントライ


これまで五度行われた宮崎ステークスはその全てにて小倉ダート1700mで行われた。勝ち馬の中で重賞優勝を果たしたのはナイスミーチュー。2012年、宮崎ステークスを休み明けで勝利すると続くオープン入り初戦だったシリウスステークスGIII を優勝。翌2013年には仁川ステークス(阪神ダート2000m)を勝ち、結果的にラストランとなった2014年のマーキュリーカップJpnIII も優勝した。


★ 2024 宮崎ステークス 🏇💨


①着  クレスコジョケツ(牝5) 13番人気 🌸

タイム  1:43.5(良)

1番人気  メイショウシナノ(牡4) ⑧着



★ 3歳夏以来の勝ち鞍は……


三連単払戻し金額が 2,622,320 円、勝ち馬の単勝は 12,300 円も付けた大波乱決着の勝ち馬クレスコジョケツは52㌔のハンデを味方につけて発馬すると熨斗をつけてハナを主張。大逃げでは無かったが後続に適度な差を保ちつつの単騎逃げの手を打ち、最後はラニカイ(牝5) にクビ差まで詰め寄られたが4角通過までの差を活かしてまんまと逃げ切り勝ちは見事だった。アメリカンペイトリオット産駒で母父は高松宮記念GI 優勝のオレハマッテルゼ。2歳夏の小倉開催芝1800mでデビュー、初勝利は3歳春の阪神ダート1800mでマーク。3歳夏の札幌開催でダート1700mを2連勝して以来となる勝ち鞍で大波乱を呼んだ。オープンクラスでも気風の良い逃げの手で湧かす存在となるか……?!