ヴィクトリアマイルGⅠ 🏇💨💐

優勝  テンハッピーローズ(牝6) 14番人気(ブービー人気) 🌸🌹
タイム  1:31.8(良)
1番人気  マスクトディーヴァ(牝4) ③着

ℳ𝑦.注目馬  ナミュール(牝5)  ⑧着 2番人気



☆ 波乱を呼んだブービー人気だったけど……


差し決着となったレースを制したのはブービー人気、単勝払戻 20,860 円を付けたテンハッピーローズ。1000m通過が 56.8 秒のハイペース故に差し馬が台頭するのは当然の流れだったが先に抜け出していたフィアスプライド(牝6)を目掛けて直線馬群の外から差して来たテンハッピーローズ。フィアスプライドと競り合いを演じたがゴール近くで其れを制すると最後は 1.1/4 馬身の差を付ける快勝で波乱を演出。鞍上の津村騎手は嬉しいGI 初制覇。テンハッピーローズ自身も重賞初制覇がGI 競走となった。

そのテンハッピーローズは6歳でこれ迄特に好成績を収めて居たのは芝1400mで、具体的には昨夏の朱鷺ステークスL 優勝、パラダイスステークスL ③着、一昨年秋の信越ステークスL ②着、条件クラス突破が一昨年のフリーウェイステークス(東京芝1400m)といった按配。その一方でマイル戦ではアルテミスステークスGIII でソダシの③着に入ったのが目立つ程度。ただそのソダシはと言うと一昨年の覇者であり、マイルGI を3勝という実績を誇る同期の出世頭であり、それに肉薄とは言い難くとも同じ競走で、また左回りの東京コース、そのマイル戦での③着、また芝1400mでの好走の多くを東京、新潟にて集まっている点を考慮すれば③着位ならワンチャン有るかも……とは考えたが真逆優勝するとは夢にも思えませんでした。母の日に贈るカーネーションに代えて薔薇を贈るのもおつなもの。この馬を信じて賭けた、特に母親を深く想いやる者達が高配当馬券にありつき幸せに浸っている、そんな者たちはまぁ然程多くは無いとは思うけどね。スカロケの秘書さんが木曜日の放送の中でこの馬を推したと記憶しているけどまぁ、ど〜でもいいわ(笑)

一方でℳ𝑦.注目馬のナミュールは見たところヤバいとは言えなかったが目に見えない疲労、海外からの帰国検疫等を経た事による調整狂いが生じた可能性は否定出来なかっただろう。昨秋からの成長は見事なだけに、力量は間違いなくメンバー中随一の存在は否めないところ。難しいですわ。