エンプレス杯JpnII(キヨフジ記念) 🏇💨


水曜日(5月8日)
川崎競馬場
★ダート2100m
4歳以上牝馬限定オープン 💐
指定交流
定量

実質上の、上半期ダート女王決定戦である。
今年から施行時期をずらし、(距離は2100mではあるものの)砂のヴィクトリアマイル という体裁を整えられたこのエンプレス杯JpnII。かつてあのホクトベガが物凄い大差で優勝したのが強い印象となっているが、ホクトベガメモリアルはこの競走ではなくスパーキングレディーカップJpnIII の副題であり、こちらはキヨフジ記念がそれとなっている。また、冒頭に記した実質上の、上半期ダート女王決定戦という趣は施行時期の変更で、また定量で行われることにより、将来的にはJpnⅠ となる含みが持たれているのだろう。

エンプレス杯が創設されたのは1955年。
当時は勿論川崎競馬場の重賞競走として行われた。
また当初は現副題のキヨフジ記念として行われていた。エンプレス杯となったのは1992年から。
中央・地方指定交流競走となったのは1995年より。同年は南関東のみG1 で行われたが翌1996年からはG2 に。1997年からはダートグレード競走格付委員会によりG2 に格付、後にJpnIIとなっている。

★ エンプレス杯 主な歴代優勝馬 ★(1992年〜)

・ ヒカリカツオーヒ ・ ホクトベガ(エリザベス女王杯GI ) ・ シルクフェニックス ・ ファストフレンド ・ ラヴェリータ ・ ミラクルレジェンド ・ アムールブリエ ・ マルシュロレーヌ ・ ショウナンナデシコ  etc……

★ 人気に応えて完勝‼️しかし……

昨年の エンプレス杯JpnII は1番人気の4歳グランブリッジが人気に応えて完勝した。同馬は前走のTCK女王杯JpnIII、前年の関東オークスJpnII 等ダートグレード競走優勝4回目となった。ただJBCレディスクラシックJpnⅠ は2年連続、今年の川崎記念JpnⅠ とどうしてもJpnⅠ は②着まで。


★ 2024 エンプレス杯JpnII 🏇💨💐

・ ℳ𝑦.注目馬  グランブリッジ(牝5) ②着 2番人気

優勝  オーサムリザルト(牝4) 1番人気 🌸
タイム  2:14.5(稍)
1番人気  オーサムリザルト(牝4) ①着


スタートから暫くは2番手だったが最初の4角を先頭で通過、その後は先頭を走り続けゴール前ℳ𝑦.注目馬のグランブリッジが追い込んだが振り切ってダートグレード競走初出走初勝利を挙げたオーサムリザルト。これでデビューから無敗の6連勝に。
実質上の上半期砂の女王の座をゲットしたオーサムリザルトはこの勢いで夏以降は牡馬相手でも頂点を取りたいところ。その可能性は決して夢ではなさそう。早速次走の帝王賞JpnⅠ で其れを具現させる事になるか?!