かしわ記念JpnⅠ 🏇💨


水曜日(5月1日)
船橋競馬場
★ダート1600m
4歳以上オープン
指定交流
定量

平日とはいえ、ゴールデンウィーク真っ只中にて行われる名物G1競走である。南関東の船橋競馬場では多くの重賞競走が行われているがダートG1 競走としてはこれが唯一のものである。因みに来たる2025年にはJBC競走が久し振りにこの船橋競馬場で行われる事となっている。

かしわ記念は1989年の創設で、当時は南関東の重賞競走として行われた。後にダートグレード競走となってJRA所属馬も出走する指定交流重賞競走となると当初の格付はG3だったが段階的に格上され、2002年よりG2、2005年にはG1、2008年以降はJpnⅠ となっている。秋に行われる盛岡競馬場のマイルチャンピオンシップ南部杯JpnⅠ と並ぶマイルのダートグレード競走JpnⅠ 競走である。

★ かしわ記念 主な歴代優勝馬 ★

・ アブクマポーロ ・ トーシンブリザード ・ アジュディミツオー ・ ブルーコンコルド ・ エスポワールシチー ・ フリオーソ ・ コパノリッキー ・ ワンダーアキュート ・ ゴールドドリーム ・ メイショウハリオ  etc……

★ 激しいデッドヒートの末に……

昨年の かしわ記念JpnⅠ は競走除外馬が出た結果13頭での競走となった。レースは激しい直線の攻防が繰り広げられ、中団から大外を豪快に伸びたメイショウハリオがその内で並んだタガノビューティーとの激しいデッドヒートを繰り広げクビ差先着を果たした。1番人気シャマルは④着、イグナイターは⑦着。
メイショウハリオはレモンポップが優勝のフェブラリーステークスGI ③着からの臨戦で、一昨年の帝王賞JpnⅠ 優勝以来となる勝ち鞍によりその帝王賞JpnⅠ に次ぐダートG1 の2勝目に。更に次走前年に続く帝王賞JpnⅠ 連覇も果たしている。


★ 2024 かしわ記念JpnⅠ 🏇💨

・ ℳ𝑦.注目馬  ミックファイア(牡4) ⑤着 7番人気

優勝  シャマル(牡6) 6番人気
タイム  1:39.0(不良)
1番人気  キングズソード(牡5) ④着


サッとハナを取ると終始危なげの無い走りで逃げ、直線に入ると後続との差をしっかりと確保しての逃げ切り勝ち。鞍上の川須栄彦騎手もしてやったりのダートGⅠ 戴冠お見事でした。
シャマルはダートグレード競走6勝目、オープン入りしてから15戦目にして嬉しいダートG1 初優勝となった。前走黒船賞JpnIII 優勝は連覇。また昨年は1番人気で④着に敗れており、そのリベンジを果たした格好。