観月橋ステークス 🏇💨


土曜日(4月20日)

京都競馬場

★ダート1900m

4歳以上3勝クラス

定量


二月半ば以来となる京都開催が今週末より行われる。昨年は改修工事明け久々の京都開催となって話題を集めたが、今年は先週で今年の開催が終了、スタンドを中心としたリフレッシュ工事に突入する阪神競馬場に代わり宝塚記念GI を含む次の開催を代替する事により東京競馬場と同じく10週間に及ぶロングラン開催となっている。

その初日となる週末の土曜日、メイン競走がダートスプリント戦の天王山ステークスが行われ、準メイン競走としては古馬ダートクラシックディスタンスに相当する1900mの準オープンクラスの競走が行われる。


競走名の観月橋は、伏見区の宇治川(淀川)に架かる国道24号線の橋。豊臣秀吉が現在の指月山月橋院付近で催したと言われる月見の宴が名称の由来でえる。


★ 観月橋ステークス 主な過去の勝ち馬 ★


・ テイエムヤマトオー ・ アドバンスウェイ ・ アクティビューティ ・ ワイルドフラッパー ・ アスカノロマン ・ オールプラッシュ(川崎記念JpnI ) ・ ラインルーフ ・ インティ(フェブラリーステークスGI ) ・ メモリーコウ ・ ゼットリアン(昨年)  etc……


観月橋ステークスは秋に定着していたダート戦で、勝ち馬の多くから後のダート重賞競走を制するケースを頻発させていた。距離は1800mでの定着感が強かったが昨年復活の際には1900mで行われた。今年は距離は昨年と同じだが春の開催の初日に移設されたがこの先どんな活躍馬を後に出せるのか?!


インティは2018年の観月橋ステークス勝ち馬。同馬はデビュー2戦目で初勝利をマークすると長期休養も挟みつつ5連勝で観月橋ステークスを制してオープン入り。明け5歳でも勢いは止まらず東海テレビ杯東海ステークスGII、そしてフェブラリーステークスGI まで優勝。7連勝をマークしての頂きとなったがその後はかしわ記念JpnI ②着で連勝がストップすると15戦して一つも勝てなかった。


★ 観月橋ステークス 2024 🏇💨


①着  エクセスリターン(牡5) 3番人気

タイム  1:59.2(良)

1番人気  サンテックス(牡4) ⑨着 



★ 古馬ダートクラシックディスタンスならば次は是非とも…


メイショウコガシラ(牡4) の逃げ切りが濃厚な雰囲気の中、ジリジリと伸びていたエクセスリターンがゴール前もう一段ギアが上がった感じの伸び脚を見せて捕らえた形で1馬身1/4 の差を最後はつけたのだった。このエクセスリターンは二月に行われた京都ダート1900mの平場戦を2勝クラスで7戦目にして勝ち抜け、このクラスでは前走阪神ダート2000mで③着から早々と勝ち抜を得るに至った。状態次第だが次走は是非同じコースの重賞競走 平安ステークスGIII への挑戦を、という期待が……