鎌倉ステークス 🏇💨


日曜日(4月21日) 

東京競馬場

★ダート1400m

4歳以上3勝クラス

定量


サンケイスポーツ賞フローラステークスGII が行われる日曜日の東京競馬場。3時10分くらいに発走する準メイン競走として行われるのはこのダートの短距離戦である。ここを勝ってダービー前日の同じ東京ダート1400mで行われる欅ステークスからダート重賞競走での活躍を求めるタイプが出るのを期待したくなる番組である。


競走名の鎌倉は勿論、現在神奈川県に所在する鎌倉市、かつて隆盛を極めた鎌倉幕府から。


★ 鎌倉ステークス 主な過去の勝ち馬 ★


・ ワンダーポデリオ ・ エイシンバッケン ・ アキトクレッセント ・ ピンシャン ・ レモンポップ(フェブラリーステークスGI 他) ・ フォーヴィスム(昨年)  etc……


レモンポップがこの鎌倉ステークスを制したのは一昨年の事。一月に行われた東京ダート1400mに続く連勝となってオープン入りを果たすと、前述の通りダービー前日の欅ステークスに出走して勝ち、夏を休養に当てての秋初戦、ペルセウスステークス(東京ダート1400m)で復帰してそれも勝って4連勝に。残念ながら次の東京中日スポーツ杯武蔵野ステークスGIII ②着で連勝はストップしたが翌年の根岸ステークスGIII で前走苦杯を舐めたギルデッドミラーにリベンジを果たしての優勝は重賞初制覇。更にフェブラリーステークスGI、秋にはマイルチャンピオンシップ南部杯JpnI、チャンピオンズカップGI も優勝して昨年の最優秀ダートホースに選出された。このレモンポップに次ぐ様な鎌倉ステークス勝ち馬による次の活躍馬の出現を期待したい。


★ 鎌倉ステークス 2024 🏇💨


①着  コパノニコルソン(牡5) 6番人気

タイム  1:23.8(良)

1番人気  バグラダス(牡4) ③着



★ 初距離を一騎打ちで……


直線の攻防で内寄りで進路を探しつつ抜け出しを図ったバグラダスの一方で外から併せ馬の形で伸びたのがコパノニコルソンとロードフォンス(牡4)だった。併せ馬の効果が絶大だったのか?! 二頭はバグラダス以下に5馬身の差を付けた。二頭の決着はハナ差で写真判定の結果コパノニコルソンに軍配が上がった。

コパノニコルソンは一昨年夏、函館(ダート1700m)を2連勝の末このクラスでの生活が始まったのだが今回で14戦目だった。また出走したレースの距離は1800m前後で今回の1400mは初めてだった。新たな一面が引き出された形となってこの先の使われ方にも注目したい。