青函ステークス  🏇💨


土曜日(6月22日)
函館競馬場
☆芝1200m
3歳以上オープン
国際
別定

夏の函館開催も中盤に差し掛かり、北海道シリーズでは夏競馬も加速していく中、今週土曜日に函館競馬場で行われるメイン競走は函館スプリントステークスGIII から中一週にて同じ芝1200mのオープン特別競走であるこの競走が行われる。

競走名の青函は青森と函館の夫々の頭文字を組合せたもので、本州の青森県と北海道が海を挟んでの形だが近い位置に有る事、及びその界隈を総称する地域を表すもので、青函トンネルは代表的な施設として有名である。

青函ステークスは1970年代既に行われていた模様で、当初は芝の中距離戦だったらしいが後に芝の短距離戦として定着した。2000年代からは断片的な開催となり、2010年代は北海道シリーズが短縮された関係もあって休止が長くなった。その断片的な開催の際には芝1000mや芝2000mで行われた時も有った。
長い休止期間を経て最近復活したのは2022年の事。そして昨年も続いて行われ、今年で三年連続しての施行となる。

☆ 青函ステークス 主な過去の勝ち馬 ☆

・ ミスマルミチ ・ シャダイコスモス ・ タイトゥルー ・ タマモホットプレイ ・ リキアイタイカン ・ ヴァトレニ ・ ゾンニッヒ  etc……

タマモホットプレイは2004年の青函ステークス勝ち馬。デビューから2連勝の後日刊スポーツ賞シンザン記念GIII で②着に入り、クラシック競走を目標としていたが結局は出走が叶わず、自身初のスプリント戦出走の形だった青函ステークスで久々の勝利となった。その後は短距離戦への出走を続け、スプリンターズステークスGⅠ ⑧着から毎日放送賞スワンステークスGII を優勝。2006年にはシルクロードステークスGIII も優勝。2011年中頃まで現役を続けた。

☆ スプリント戦にてオープンクラス初勝利‼️

昨年の 青函ステークス は中段から伸びた、当時5歳だったゾンニッヒが後続に2馬身差を付ける鮮やかな差し切り勝ち。同馬は年初に中山のマイル戦で勝ち上がってオープン入り後もそのマイル戦で好走していた。京王杯スプリングカップGII ⑥着から更に距離を短縮して臨んだのがこの青函ステークスだった。この勝利でオープンクラス初勝利となった後は勝ち鞍こそ挙げていないが北九州短距離ステークス(函館芝1200m)②着など。今年も出走を予定している。前走は函館スプリントステークスGIII ⑥着。


☆ 青函ステークス 2024 ℳ𝑦.注目馬 🏇💨

・ ビッグシーザー(牡4)