ウッドバイン競馬場賞パラダイスステークスL  🏇💨


日曜日(6月23日)
東京競馬場
☆芝1400m
3歳以上オープン
国際
ハンデ

今週の日曜日で長きに渡って行われた春の東京開催が終了する。その日のメイン競走は京都競馬場で行われる宝塚記念GⅠ に先駆けて東京競馬場のメイン競走として行われる芝のオープンクラス短距離の特別競走である。

競走名の副題であるウッドバイン競馬場はカナダのトロント郊外に所在しており、カナダインターナショナルなど多くの競走を施行している。

パラダイスステークスは平成元年から1990年代中頃まで連続して行われ、その後は断片的な開催だった模様。春の東京開催が10週連続で行われる編成となった2010年代半ばより再度レギュラー化された形で、宝塚記念GⅠ 同日の東京開催での施行として定着している。
芝1400mという舞台であるから、形の上ではマイル、スプリント何れにも影響を持っており、即ちここの出走馬達はその後サマーマイルシリーズ、サマースプリントシリーズの何れかその双方へと向かうのは当然という印象に。同時に芝1400mを得意とする馬たちにとっても格好の条件下にある番組でもある。

☆ ウッドバイン競馬場賞パラダイスステークス 主な過去の勝ち馬 ☆

・ ビーバップ ・ ビゴーアルファー ・ タイキトレジャー ・ トライアンフマーチ ・ レッドスパーダ ・ ミトラ ・ スマートオリオン ・ マイネルアウラート ・ ウインガニオン ・ アルーシャ ・ キルロード ・ リフレイム  etc……

☆ 連勝するのが……

ウインガニオンは2017年のパラダイスステークス勝ち馬で、その時5歳。前走谷川岳ステークス(新潟芝1600m)勝ちに続くオープン特別競走連勝とした。すると次走サマーマイルシリーズのトヨタ賞中京記念GIII を優勝して重賞勝ち馬に。だが続く関屋記念GIII でマイル重賞連勝を目論んだがマルターズスパーブの②着にて連勝がストップ。以来その後は勝ち鞍を挙げられなかった。通算勝ち鞍は8つだったが2連勝が一度、3連勝を二度という形でのものだった。

☆ ハナ差かわして……

昨年の ウッドバイン競馬場賞パラダイスステークスL  は接戦となり、5歳牝馬だったビューティフルデイが逃げたメイショウチタンにハナ差先着で優勝を果たした。メイショウチタンが人気薄だった為波乱の決着となった。
ビユーティフルデイは前走安土城ステークスL ③着と調子が上向きな中でオープンクラス初勝利に繋げた形。その後は勝ち鞍を挙げることが無く繁殖入りしている。


☆ ウッドバイン競馬場賞パラダイスステークスL 2024 ℳ𝑦.注目馬 🏇💨

・ロジリオン(牡3) : 前走NHKマイルカップGⅠ はあわや②着も有った③着に健闘。芝1400mを中心に使われて来た3歳牡馬、クロッカスステークスLの優勝もあり、この舞台は得意としている。この時期から牡馬相手にこのレースをという前例は無い点は気掛かりだが使ってくるならば勝ち負け候補というのはこの馬のこれまでの戦歴を考えれば至極妥当だ。