エプソムカップGIII 🏇💨



日曜日(6月9日)
東京競馬場
☆芝1800m
3歳以上オープン
国際
別定

安田記念GⅠ の翌週に東京競馬場で行われる中距離の重賞競走としてすっかり定着している。後述する歴代優勝馬の中には多くの出世馬の名が見える事もあり、注目すべき一戦である。

このエプソムカップが創設されたのは1984年。
その前年の1983年に東京優駿GⅠ が50周年記念を迎えるに当たり、エプソム競馬場と東京競馬場とが提携関係を結んだ事で互いに記念植樹を交換で行った。そして1984年より互いに交換競走が行われることとなり、東京競馬場ではこのエプソムカップGIII が相当する。

☆ エプソムカップGIII 主な歴代優勝馬 ☆

・ スズマッハ ・ ダイナフェアリー ・ プレクラスニー(天皇賞秋GⅠ ) ・ ワコーチカコ ・ カネツクロス ・ マーベラスサンデー(宝塚記念GⅠ ) ・ ツクバシンフォニー ・ アメリカンボス ・ マイネルアムンゼン ・ エイシンデピュティ(宝塚記念GⅠ ) ・ シンゲン ・ ダークシャドウ ・ クラレント ・ エイシンヒカリ(香港カップGⅠ 他) ・ ルージュバック ・ サトノアラジン(安田記念GⅠ ) ・ レイエンダ ・ ダイワキャグニー  etc……

☆ 東京コースで荒稼ぎ……

ダイワキャグニーは2020年のエプソムカップGIII 優勝馬。同馬は東京競馬場に好成績を集めていた中での優勝であった。特に東京芝1800mでの勝ち負けが目立っており、デビュー戦勝ち、2戦目のセントポーリア賞(3歳1勝クラス)を連勝、2018、2019年のメイステークス(オープン)を連続勝利といったところ。他にプリンシパルステークス、キャピタルステークス、オクトーバーステークスL で①着と東京競馬場の芝1800m前後で荒稼ぎをしたのだった。

☆ 待望の重賞制覇……

昨年の エプソムカップGIII は17頭中1番人気のジャスティンカフェが待望の重賞制覇となった。同馬は前年のエプソムカップGIII では1番人気に支持されるも④着。毎日王冠GII は②着。ダービー卿チャレンジトロフィーGIII ②着からの臨戦だった。その後マイルチャンピオンシップGⅠ で③着に入ったが今年の東京新聞杯GIII を最後に競走生活を最後に競走生活を引退している。


☆ エプソムカップGIII 2024 ℳ𝑦.注目馬 🏇💨

・ ジェイパームス(牡4)  今回がオープン入り初戦。昨年クラシック戦線には乗っていない上がり馬。また目下3連勝は前走むらさき賞(3勝クラス・東京芝1800m)を含む東京芝1800mでのもの。走り慣れた舞台がオープン入り初戦というのはアドヴァンテージとなると思われる。あとは相手関係である。