函館スプリントステークスGIII 🏇💨


日曜日(6月9日)
函館競馬場
☆芝1200m
3歳以上オープン
国際
別定
JRA70周年記念
サマースプリントシリーズ第1戦

今週末より夏の北海道シリーズ、その前半に相当する函館競馬の幕が開ける。その一週目の日曜日には早速重賞競走のこれが行われる。

この函館スプリントステークスGIIIが創設されたのは1994年。当時は札幌競馬場での札幌スプリントステークスGIII として行われた。1997年、札幌競馬場と開催順序を交換した関係でその札幌スプリントステークスGIII の舞台も函館競馬場に移され競走名も変更、現在に至る。

☆ 函館スプリントステークスGIII 主な歴代優勝馬 ☆

・ ノーブルグラス ・ マサラッキ(高松宮記念GⅠ ) ・ シンコウフォレスト(高松宮杯GⅠ ) ・ メジロダーリング ・ サニングデール(高松宮記念GⅠ ) ・ ビリーヴ(スプリンターズステークスGⅠ 他) ・ シーイズトウショウ ・ キンシャサノキセキ(高松宮記念GⅠ 連覇) ・ カレンチャン(スプリンターズステークスGⅠ 他) ・ ドリームバレンチノ ・ ガルボ ・ ジューヌエコール ・ セイウンコウセイ ・ ダイアトニック ・ ナムラクレア  etc……

☆ 初代サマースプリントシリーズ優勝馬…

シーイズトウショウは函館スプリントステークスGIII を2004、2005年に連覇の他、CBC賞を2003、2006年の二度優勝などスプリント重賞競走5勝、2006年には創設されたサマースプリントシリーズの初代優勝馬となった牝馬である。残念ながらGⅠ 制覇には至らなかったものの、長きに渡ってスプリント戦線で活躍したのだった。

☆ 外差しで重賞初制覇‼️

昨年の 函館スプリントステークスGIII は3番人気のキミハクイーンが直線外差しを決めて優勝した。同馬は当時4歳の牝馬でこれが重賞初制覇だった。その後キーンランドカップGIII ⑦着からスプリンターズステークスGI に出走が叶うも⑩着。今年は夕刊フジ賞オーシャンステークスGIII ⑤着、高松宮記念GI には出走叶わず。連覇を目論み特別登録している。


☆ 函館スプリントステークスGIII 2024 ℳ𝑦.注目馬 🏇💨

・ サトノレーヴ(牡5)  前走オープン入り2戦目にしてのオープンクラス初勝利だった春雷ステークスL優勝。因みにオープン入り初戦の阪急杯GIII は④着だった。条件クラスを3連勝したその起点が函館芝1200mが舞台だった。兄に産経賞セントウルステークスGII でロードカナロアを降したハクサンムーンが居るがこの馬はそのロードカナロア産駒で母父がサクラバクシンオーというスプリンター血統。既に5歳だが出走数はその割に多くなく伸び代が感じられるところ。秋に大きな舞台での活躍を見せる為にはここでの勝ち負けが必須条件だ‼️