アンタレスステークスGIII 🏇💨

優勝  ミッキーヌチバナ(牡6) 5番人気
タイム  1:51.2(良)
1番人気  ハギノアレグリアス(牡7) ③着

ℳ𝑦.注目馬  ハギノアレグリアス(牡7)  ③着 1番人気

 


★ 主戦騎手に手が戻っての……


逃げたテーオードレフォン(牡5) の2番手に付けて直線入口でそれをかわして先頭に立ったスレイマン(牡6)を前に見て追い掛けたℳ𝑦.注目馬のハギノアレグリアスだったが追い付く気配は薄く、今回は中段からの追い上げとなったミッキーヌチバナにアッサリかわされた。同馬は間もなくスレイマンに追いつくと二頭がマッチレースの様相に。ゴール手前で順位が入れ替わったがスレイマンも粘り込みクビ差でミッキーヌチバナに軍配が上がった格好だった。


アンタレスステークスGIII を制したミッキーヌチバナはこれが初の重賞制覇。6歳だから遅咲きの優勝である。また鞍上の太宰騎手は八年ぶりの重賞制覇。最近ではこの馬への騎乗から遠ざかっていたがデビューしてから暫くはずっと乗り続けたのが太宰騎手だった。云わば主戦騎手に手が戻って来た形でその初戦での重賞初制覇となったミッキーヌチバナを導いた太宰啓介騎手。いぶし銀というのがピタリ嵌る様な存在である。この日中山競馬場ではベテランの勝浦正樹騎手が最後の騎手生活を送った一日となってタープを去った。やり切った感を以ての引退だから悲壮感は薄かったかも知れないが寂しさは禁じえなかった。若い勢力の台頭が著しい中、太宰騎手の様な存在が時に放つ輝きと言うのもかけがえの無い存在だから今後も益々の活躍を望みたい。頑張ろう‼️