JRAウルトラプレミアムダイワスカーレットカップ 🏇💨


日曜日(4月7日)

阪神競馬場

☆芝2000m

4歳以上3勝クラス

ハンデ


今年はJRA70年の節目を迎えている。それに関連して様々な特別イベントが展開されているがその内のひとつがこのJRAウルトラプレミアムシリーズ。GI 競走が行われる当日、その直前に行われる特別競走をその対象競走に宛てがわれていて、事前にファン投票で選ばれたレース毎の最も印象深い優勝馬(複数選ばれた場合はその中から最も相応しいレースにて対象となり、それ以外のレースでは順次二位以下から選ばれる)を競走名として行われる。この桜花賞GI の代表馬として選出されたのが2007年の桜花賞馬ダイワスカーレット。同馬は桜花賞GI の他に同年の秋華賞GI、エリザベス女王杯GI、翌2008年の有馬記念GI を優勝。兄にダイワメジャーを持つ良血であり、また競走実績では前述したGI 勝利の他に産経大阪杯GII 等を優勝。また敗れたレースは全て②着だったからあの名馬シンザン同様生涯連対率 100%をマーク。特に2008年の天皇賞秋GI ②着はゴール前盛り返してハナ差でのもの。優勝したのが同期のライバルとしてこちらも文句なしの活躍を見せたダービー馬ウオッカだったから余計に光る結果だった。


☆ JRAウルトラプレミアムダイワスカーレットカップ 🏇💨


①着  エーデルブルーメ(牝5) 1番人気 🌸

タイム  1:58.8(良)

1番人気  エーデルブルーメ(牝5) ①着

 


☆ 秋の女王決定戦へのエリザベス歩みが……

直線の脚比べで馬群の大外からジリジリと伸びたエーデルブルーメがやや押し出された形の混戦模様の中三つ巴の1番人気としての期待に応えての快勝でオープン入りを決めた。昨年夏に2勝クラスを突破した後、③⑤②④着と安定感こそあるものの少々もどかしい結果に終始していた中、新規開業の福永祐一厩舎に移っての初戦だったこの特別競走で待望の勝利。この日の福島競馬場のレースで勝利を挙げたマルカブリッツに次ぐ厩舎2勝目を齎したのだった。秋の女王決定戦(エリザベス女王杯GⅠ)に向けての歩みがスタートした。