京葉ステークスL 🏇💨

優勝  シアージスト(牡5) 1番人気
タイム  1:09.8(重)
1番人気  シアージスト(牡5) ①着

ℳ𝑦.注目馬  スズカコテキタイ(牡5)  ⑤着 4番人気

 


★ ダートのスプリンターとして……


逃げていた古豪ジャスパーウィン(牡9)を2番手で追走、4角ではほぼ並んだシアージストは直線に入ると先頭にたち、最後はファーンヒル(牡5)にクビ差まで詰め寄られたが、脚抜きの良い馬場状態を味方に付けたとはいえ好時計で優勝を飾った。ファーンヒルも後続に4馬身も差を付けての②着、4角で外に膨れる体勢を立て直しての追走だった点を考慮すれば堂々の②着だっただろう。

シアージストは前走ブラッドストーンステークス(3勝クラス・中山ダート1200m)を5馬身差の圧勝にてオープン入りを決め、早速オープンクラス初勝利に。この京葉ステークスLの三日後には東京スプリント競走JpnIIIが大井ダート1200mを舞台に行われるが流石に出走は厳しい。だが是非出走させたいと思って止まない存在になった。次なるダート1200m以下のスプリント競走となると京都のオープン特別競走が有るとはいえその数は極めて少なく、ダートグレード競走となると盛岡のクラスターカップJpnIII まで待たねばならない。また1300m迄でこそ、という印象が戦歴から見て取れるこの馬にとって、たかが200mの距離延長は特に地方競馬場のそれとなるとコースがツーターンであり、ペースが丸で異なる故に純然たるスプリント戦での勝負を求めるにその舞台は狭き門。今回の走りで力を証明しているだけに、この先どんな方針を立て実践して行くのか?! にも注目したいところである。前回記事にした際に触れた新潟の直1000競馬という手もあるので、福島開催の後に行われる新潟直1000mの韋駄天ステークスに出走するのもありありのアリでしょうし……