黒船賞JpnIII 🏇💨
火曜日(3月26日)
高知競馬場
★ダート1400m
4歳以上オープン
指定交流
別定
高知県競馬で唯一行われるダートグレード競走である。
高知県競馬は2000年代前半に、ハルウララブームで沸いた事が有ったが、ブームが去ると一時期低調に。しかしナイター競馬、ネット販売等により息を吹き返し、ラジオNIKKEI(日経ラジオ社)の番組でも良い広報アイティムとなっている事も奏功してまずまずの活況を呈しているようだ。
競走名の黒船は、坂本龍馬の運命を変えた黒船から。江戸時代開国を迫ったペリー来航とは無関係。
黒船賞の創設は1998年。同年に第一回の黒船賞が行われ、ダート1400m、全国統一GIII で行われた。以来同じ条件で、2009年を除いて毎年行われている。
〜 黒船賞 主な歴代優勝馬 〜
・ ノボジャック ・ サウスヴィグラス ・ ブルーコンコルド ・ セイクリムズン(三連覇) ・ ダノンレジェンド ・ イグナイター etc……
★ 2024年 黒船賞JpnIII 🏇💨
・ ℳ𝑦.注目馬 マルモリスペシャル(牡5) ⑦着 4番人気
優勝 シャマル(牡6) 2番人気
タイム 1.27.6(不良)
1番人気 サンライズホーク(騙5) ⑪着
★ 処が違えば……
同じ逃げ切り勝ちでも凡そひと月前に名古屋ダート1500mが舞台のかきつばた記念JpnIII とは違った決着となった。
ハナ争いは激化し、取ると想定されていた前走かきつばた記念JpnIII を逃げ切り勝ちのサンライズホークかと思われたが、ディフェンディングチャンピオンのシャマルが其れを制して1〜2角を馬場の二分どころを先頭で通過した。サンライズホークは少し控えた形だったが結果からしてハナを取りたくても取れなかったというのが現実だっただろう。シャマルは悠然と先頭をキープして最後の直線に向かっても唯一迫ろうとした地元高知のヘルシャフト(牡7)を余裕で振り切っての逃げ切り勝ち。昨年の優勝に次ぐ久々の勝利となった。