大阪杯GⅠ 🏇💨

優勝  べラジオオペラ(牡4) 2番人気
タイム  1:58.2(良)
1番人気  タスティエーラ(牡4) ⑪着

ℳ𝑦.注目馬  ローシャムパーク(牡5)  ②着(クビ) 3番人気



☆ 息を飲む大接戦……


最後は三頭が縺れ合う様な形で入線、スロー再生を観ると真ん中のべラジオオペラが優勢に映った。好位から直線の脚比べを演じたべラジオオペラ。勝負どころで馬群の外に進路を移して捲りをかけ、直線べラジオオペラとの脚比べに。後方から直線は外ではなく内に進路を取って追い込んで三頭の争いに加わったルージュエヴァイユ(牝5)。息を飲む接戦を堪能出来た今年の大阪杯GI。

べラジオオペラはデビューから3連勝でフジテレビ賞スプリングステークスGII を制し、春のクラシック2戦に参戦し、東京優駿GI では④着に。年末の開催でチャレンジカップGIII を優勝。それは今回と同じ阪神芝2000mを舞台とした重賞競走であった。今年は大きな期待を抱いての京都記念GII を1番人気で②着は何とも微妙。他の有力な同世代達が何とも物足りない結果に終始していた中での準優勝だった。一方ローシャムパークは最強馬イクイノックスと同世代。現5歳のその世代は若しかしたら最強世代なのかもしれない。香港カップGI は案外の⑧着もその世代の強さに期待したくなるような産経賞オールカマーGII 等の優勝実績から、巻き返しの期待は募るばかりだった。そして末脚炸裂、しかも直線外を回すのではなく内を突いた事で大接戦に加わる事に成功したルージュエヴァイユは昨年3戦連続の②着という善戦かつ外伸びの印象を覆す内容を見せた事は大きい。

昨年のダービー馬タスティエーラな人気を裏切る惨敗。皐月賞馬ソールオリエンスも不甲斐ない着に終わった春の中距離王座決定戦の大阪杯GI 。