高松宮記念GI 🏇💨

優勝  マッドクール(牡5) 6番人気
タイム  1:08.9(重)
1番人気  ルガル(牡4) ⑩着

ℳ𝑦.注目馬  ルガル(牡4)  ⑩着 1番人気

 


☆ 好敵手としての戦い……


昨年の様な極悪馬場にはならなかったが、パンパンの高速決着は望むべくもない中で行われた桶狭間の電撃六ハロン。好スタートを決めた中にマッドクールも居たがハナを取ったのは香港からの刺客候補のビクターザウィナー(騙6)だった。一方マッドクールは内の好位で見事に折り合っていた。4角から直線に向かう馬群。逃げていたビクターザウィナーは馬場の三分どころを選択、一方マッドクールはそのまんま内ラチ沿いを軽快に進んで早々と先頭に躍り出た。後方から内ラチ沿いを追い込んできたナムラクレア(牝5・2番人気)がマッドクールを目掛けて一騎打ちに持ち込もうとしたがアタマ差届かなかった。悲願達成となったマッドクール、悲願ならずの②着のナムラクレア。何れもイクイノックスと同期の現5歳。この世代、益々歴史に残る最強世代となりそうな気が強くなっている。

マッドクールは愛国産。昨年はシルクロードステークスGIII で1番人気に推されるも③着でこの桶狭間の電撃六ハロンへの出走が叶わず、皐月賞GⅠ 当日の春雷ステークスL を制するに留まった。だが秋にスプリンターズステークスGⅠ でママコチャ(牝5)のハナ差②着。香港スプリントGⅠ では⑧着。馬券圏内と圏外を繰り返す戦績から、この春の初戦は圏内の順番だった為、どのレースを初戦に選ぶか?! もっと強く注目すべきだった‼️👀 

一方、②着に泣かされたナムラクレアは昨年のスプリンターズステークスGⅠ に次いでマッドクールの後塵を拝した形。目の上のたんこぶ状態となりつつあるのだろうか?! 阪神ジュベナイルフィリーズGⅠ ⑤着、桜花賞GⅠ ③着、3歳のスプリンターズステークスGⅠ ⑤着、昨年の高松宮記念GⅠ ②着、ヴィクトリアマイルGⅠ ⑧着、昨年のスプリンターズステークスGⅠ ③着、そして今年の桶狭間の電撃六ハロンはアタマ差②着。遠い、遠いが手を伸ばせば届きそうなGⅠ タイトル。悲願達成のマッドクール、手を伸ばせば届きそうな悲願ならずのナムラクレア。好敵手としての戦いはまだまだ続く。