湾岸ステークス 🏇💨


日曜日(3月3日)

中山競馬場

☆芝2200m

4歳以上3勝クラス

定量


報知杯弥生賞ディープインパクト記念GII が行われる日曜日の中山競馬場。特別競走一番手がこの準オープンクラスの特別競走、距離の芝2200mはアメリカジョッキークラブカップGII、産経賞オールカマーGII、朝日杯セントライト記念GII と同じである。同じクラスでは年初に行われている迎春ステークス等がある。

競走名の湾岸は中山競馬場が所在している千葉県船橋市の南部が東京湾岸である事からと思われる。

湾岸ステークスはこの春の中山開催にて長く定着している。以前は有馬記念GI や日経賞GII と同じ芝2500mで行われていた。


〜 湾岸ステークス 主な過去の勝ち馬 〜


・ スーパージーン ・ トウカイワイルド ・ ユメノシルシ ・ アドマイヤラクティ(コーフィールドカップ豪GI ) ・ サトノシュレン ・ クリールカイザー ・ ツクバアズマオー ・ マイネルファンロン ・ キングオブコージ ・ ウインキートス ・ キングオブドラゴン ・ バラジ(昨年)  etc……


上記に挙げた過去の勝ち馬の多くはGII、GIII 優勝馬が目立っている。唯一GI を制したアドマイヤラクティは2012年の湾岸ステークス勝ち馬。当時4歳だった同馬は一旦降級を経てオープンに復帰すると2013年のダイヤモンドステークスGIII が重賞初制覇。その後も芝2000mを超える距離を使い続け2014年秋に渡豪、初戦のコーフィールドカップ豪GI を優勝してGI ホースとなったが次走メルボルンカップGI でゴールした後突然倒れ帰らぬ人となったのだった……


☆ 湾岸ステークス 🏇💨


①着  リフレーミング(牡6) 5番人気

タイム  2.12.9(良)

1番人気  キングズパレス(牡5) ③着

 


☆ 瞬発力で……


逃げる2番人気のコスモフリーゲン(牡4)に1番人気のキングズパレスがやや離れた外から襲いかかり、その間を3番人気のセレシオン(牡5)が突っ込んで人気馬3頭による脚比べに遅れて加わろうとしたのがリフレーミング。セレシオンをアタマ差かわして先頭でゴールしたリフレーミングはクラス14戦目での勝ち抜けに。特にここ最近は5戦連続で掲示板を確保し続けており、惜敗にピリオドを打った形でもあった。前走は飛鳥ステークス(京都芝2000m)を③着。この日小倉競馬場のメイン競走 関門橋ステークス(小倉芝2000m)を人気に応えたニホンピロキーフはその飛鳥ステークスで②着。飛鳥ステークス上位組の二頭が同じ日に勝ち抜けとなった事でレースのレベルの高さをある程度証明した形。あちらは前走と似た直線平坦の芝2000mが舞台故に此方湾岸ステークスは中山芝2200mという持久力が問われる舞台で、見事な瞬発力を示したところに更に価値が高まったか?!