阪急杯GIII 🏇💨

優勝  ウインマーベル(牡5) 1番人気
タイム  1.21.2(重)
1番人気  ウインマーベル(牡5) ①着

ℳ𝑦.注目馬  ダノンティンパニー(牡6)  ⑨着 2番人気

 


☆ 三頭が縺れる如く……


同日開催の中山記念GII でも直線では三頭による攻防が繰り広げられたがゴール前では優勝馬のマテンロウスカイが敢然と抜け出していたのに対して此方の阪急杯GIII は逃げていたアサカラキング(牡4)に対して坂を駆け上がった後にウインマーベルが一完歩ずつ追い詰めて行き、更に安田隆行厩舎最後の重賞競走出走で伏兵ながら戴冠を目論んでいたサンライズロナウド(牡5)が猛然と伸びてくる。ゴール板を三頭が縺れる如く通過した接戦模様を創り出した。決着は実績上位のウインマーベルがアサカラキングをハナ差かわし、サンライズロナウドはアサカラキングにクビ差まで迫っての③着に。残念ながらその争いの中にℳ𝑦.注目馬のダノンティンパニーは加われずに終わった。道悪の影響は少なからず受けたのは間違いなさそうだ。

ウインマーベルは前述の通り実績上位は明らかで、前走阪神カップGII で復活優勝。他には葵ステークスGIII 優勝や3歳秋にはスプリンターズステークスGI で②着にも。これ、降雨による重馬場での施行となったがパンパンの良馬場だったならば楽勝だったかも?! と言うか寧ろ重馬場に対応、接戦をモノにしたという点は収穫だったかも。シルクロードステークスGIII 組は強力なライバルとなるが先ずは桶狭間の電撃六ハロンを制する事であるがその可能性が大きく近づいたのは確かな事だ。

中距離から鮮やかな転身に成功したアサカラキングは3連勝でオープン入りを果たした初戦にこの様な走りが出来たのが大きい。高松宮記念GI は微妙だが京王杯スプリングカップGII であれば大いに重賞初制覇のチャンスとなるだろう‼️