安土城ステークスL 🏇💨


日曜日(5月25日)
京都競馬場
☆芝1400m外
4歳以上オープン
国際
ハンデ

東京競馬場で東京優駿GI が行われる同日の京都競馬場メイン競走として行われる。番組編成上の立場からすればサマーシリーズ(サマースプリントシリーズ及び又はサマーマイルシリーズ)に向けての一戦であるが、以前此処を②着で賞金加算にはしくじったものの連闘で安田記念GI に臨んで優勝したというケースがあった。

安土城ステークスが初めて行われたのは2011年。七月に特別編成で行われた際の事だった。翌2012年からは六週間に延長された春の京都開催の後半で正式に行われるようになった。其れは中京圏を営業エリアとしているテレビ東京系列の地上波デジタルテレビ放送事業者のテレビ愛知が競馬中継から撤退した事により寄贈賞を受けていたテレビ愛知オープンが消滅したのを受けてこの安土城ステークスが後釜に収まったとみて良さそうだ。
2019年よりリステッド競走に格付されて現在に至る。

〜 安土城ステークス 主な過去の勝ち馬(〜2018年) 〜

・ タマモナイスプレイ ・ ドリームバレンチノ(JBCスプリントJpnⅠ ) ・ ウリウリ ・ ミッキーラブソング ・ シャイニングレイ ・ ダイメイフジ  etc……

〜 安土城ステークスL 主な歴代優勝馬(2019年〜) 〜

・ ダイアトニック ・ クリノガウディー ・ ママコチャ(スプリンターズステークスGI ) 
etc……

☆ 久々の勝ち鞍からの連勝も……

クリノガウディーは2021年、前走の鞍馬ステークス(中京芝1200m)でデビュー勝ち以来となる久々の勝ち鞍に続いてこの安土城ステークスL も勝って2連勝と、前走が切っ掛けとなっての連勝となった事で次も‼️という期待が高まった。だが次走はと言えば休み明けの産経賞セントウルステークスGII で③着で連勝がストップ。しかもそれ以降の戦績が大きくダウンしてしまった。クリノガウディーは朝日杯フューチュリティステークスGI ②着、2019年のトヨタ賞中京記念GIII をハナ差②着、2020年の高松宮記念GI では1位入線も降着で④着に、という惜敗も目立っていた。現役馬。

☆ 秋にスプリント王に。更に④着の……

昨年の 安土城ステークスL は三年ぶりに京都競馬場を舞台にて、フルゲート18頭を集めて行われた。優勝したのは1番人気の4歳牝馬ママコチャ。クロフネ産駒で母はダルメシアン柄のブチコだからあのソダシの妹に当たるのに毛色は何と鹿毛だから逆変異。オープン入りしてからの前2戦はもうひとつ。前走はサンケイスポーツ杯阪神牝馬ステークスGII で⑨着は休み明け。結局ヴィクトリアマイルGI を断念して再調整の上出走したこの安土城ステークスL でオープン入り初勝利を決めた形。次走テレビ西日本賞北九州記念GIII ②着の後スプリンターズステークスGI を優勝。その後は勝ち鞍を挙げて居ない。現役馬。因みに④着は先般行われたヴィクトリアマイルGI を優勝したテンハッピーローズ。


☆ 安土城ステークスL ℳ𝑦.注目馬 🏇💨

・ ドロップオブライト(牝5)  前走の六甲ステークスL ③着は出走を目論んでいた高松宮記念GI と同週に行われた。京王杯スプリングカップGII に出走して来たら穴馬の一頭として考えていたが自重。何れ短距離の重賞競走で好走するものと思われる存在。その時穴馬なのか、有力馬となるのかはここでの結果次第だろう。