東京優駿GI  🏇💨


日曜日(5月26日)
東京競馬場
☆芝2400m
3歳牡馬 牝馬限定オープン
国際
馬齢

競馬の祭典、日本ダービー。
全てのホースマンにとっての夢と目標である。
個々の馬にとっては一生に一度の出走チャンスを掴み取らんと躍起になり、無事にゲートイン出来るだけでも大変有意義な事だが、馬主にとってはその栄誉を得る事は一刻の首相になるより難儀であり名誉であるともされている。競馬に興味が無い者にとっては全く意味が分からない事だとは思いますけど何か?!

東京優駿GI はクラシック三冠競走の第2戦である。一ヶ月前に行われた皐月賞GI が第1戦、秋に京都競馬場で行われる菊花賞GI が第3戦である。

1932年、英国のダービーステークスに範を取って創設された。第一回は当時の東京競馬場だった目黒競馬場で行われた。現在の府中市に所在する東京競馬場での施行は第三回より。それ以来全ての東京優駿競走は、戦中の能力検定競走を含めて現在の地で行われている。

〜 東京優駿 主な歴代優勝馬 〜

・ ワカタカ ・ カブトヤマ ・ ヒサトモ ・ クモハタ ・ セントライト ・ クリフジ ・ クモノハナ ・ トキノミノル ・ ハクチカラ ・ コダマ ・ メイズイ ・ シンザン ・ キーストン ・ タニノハローモア ・ タニノムーティエ ・ ヒカルイマイ ・ ロングエース ・ タケホープ ・ カブラヤオー ・ カツラノハイセイコ ・ カツトップエース ・ ミスターシービー ・ シンボリルドルフ ・ スピードシンボリ ・ ダイナガリバー ・ アイネスフウジン ・ トウカイテイオー ・ ミホノブルボン ・ ナリタブライアン ・ サニーブライアン ・ スペシャルウィーク ・ ジャングルポケット ・ ネオユニヴァース ・ キングカメハメハ ・ ディープインパクト ・ メイショウサムソン ・ ウオッカ ・ ディープスカイ ・ エイシンフラッシュ ・ オルフェーヴル ・ ドゥラメンテ ・ レイデオロ ・ コントレイル ・ ドウデュース  etc……

☆ 64年振り牝馬のダービー馬‼️

2007年の東京優駿JpnⅠ はウオッカが優勝した。
同馬は牝馬による64年振り三頭目の優勝を果たして話題となり、伝説となっている。現在となっては相手関係に恵まれた感も無くは無かったが、牝馬は個体として牡馬にはかなうまいというのが常識とされている中、出走は兎も角優勝を本気で狙うというのはとても勇気が必要な事である。またウオッカは後にジャパンカップGI も優勝したが距離の点で2400mは決して得意とは言い難いところでもあっただけに大きな英断であった。それだけに価値の高い優勝だったと言える。

☆ クラシック競走連対率……

昨年の 東京優駿GI はフルゲート18頭で争われ、皐月賞馬ソールオリエンスが1番人気に推された。直線良く追い込んだソールオリエンスだったが先に抜け出していたタスティエーラを捕まえるには至らず②着に敗れ、クラシック三冠制覇の夢は潰えた。
タスティエーラは堀宣行厩舎の所属、サトノクラウン産駒。皐月賞GI はソールオリエンスの末脚に屈しての②着。その後菊花賞GI は②着、有馬記念GI は⑥着もJRA賞最優秀3歳牡馬に選出された、昨年のクラシック競走連対率100%の安定ぶりだった。


☆ 東京優駿GI  ℳ𝑦.注目馬 🏇💨

・ ジャスティンミラノ(牡3)  レコード勝ちの皐月賞GI 、究極の上がりを見せた共同通信杯GIII の走りから、現時点での世代最強馬の看板に偽りはなし。ここはしっかりと勝って秋の大一番に向かうのだ。