韋駄天ステークス  🏇💨


日曜日(5月19日)
新潟競馬場
☆芝直1000m
4歳以上オープン
国際
ハンデ

春の新潟開催も今週がラストウィーク。
日曜日のメイン競走は新潟名物直線1000mを舞台にて行われる韋駄天ステークス。

この競走は2014年より行われるようになっている。
現在では夏の重賞競走アイビスサマーダッシュGIII、秋のルミエールオータムダッシュL と並ぶ新潟直千オープンクラストリオが形成されている。ただそれ等を同一年は勿論、年を跨いでの3連続以上の勝利を収めた韋駄天達は現れていない。直千競馬はその特質を活かしての得意なマイスターという様な存在が有り、クラスを超えて似た様なメンバーが集結する傾向は明らかである。一方でマイスターと呼ばれる様な存在は次々と、とは行かぬものの複数存在している現状があり、ハンデ差や枠の有利不利も有り突き抜けた存在を誇示するのが難しい現実をそれが示している。

☆ 韋駄天ステークス 主な過去の勝ち馬 ☆

・ セイコーライコウ(アイビスサマーダッシュGIII ) ・ フィドゥーシア ・ ダイメイプリンセス(アイビスサマーダッシュGIII 他) ・ ライオンボス(アイビスサマーダッシュGIII ) ・ マリアズハート(ルミエールオータムダッシュL )  etc……

上記の勝ち馬の中で直千マイスターと呼ばれたのはライオンボスである。2019年の邁進特別(2勝クラス・新潟芝直1000m)勝ちからこの韋駄天ステークスは格上挑戦の身で勝利を収めると夏のアイビスサマーダッシュGIII も優勝。直千競馬で3連勝をマークして重賞競走も制し、直千マイスターに。秋のルミエールオータムダッシュL はレジーナフォルテにクビ差②着で同一年直千競馬完全制覇こそ逃したが全て連対は果たし得た。韋駄天ステークスは翌2020年も勝利したがアイビスサマーダッシュGIII はジョーカナチャンにアタマ差届かずの②着で連覇を逃した。アイビスサマーダッシュGIII は2021年も②着だったがその後は戦績を落としてしまった。

☆ 波乱の決着……

昨年の 韋駄天ステークス は16頭で争われ、波乱の決着に。制したのは6番人気のメディーヴァル、②着は9番人気の最内枠ファイアダンサー、③着は4番人気のトキメキ、1番人気のスティクスは⑦着。3連単は 632,550 円も付いた。メディーヴァルは3勝クラスからの格上挑戦の身、直千競馬の出走も初めて。但し前走を含めて長い事ダート戦を使い続けていた馬で、このタイプも条件が嵌れば良く勝ち負けする傾向があるのが直千競馬での特徴の一つにもなっていてりしていて、この馬もそれを具現した形だった。


☆ 韋駄天ステークス ℳ𝑦.注目馬 🏇💨

・ マイヨアポア(牝6)