バレンタインステークス 🏇💨🍫

①着  レッドヴェイロン(牡9) 6番人気
タイム  1.24.0(稍)
1番人気  ベースセッティング(牡4) ③着

ℳ𝑦.注目馬  レオノーレ(牝5)  ⑩着 8番人気

 


★ 元関西馬の9歳古豪が怒涛の追込炸裂‼️


この日の東京競馬はメイン競走に共同通信杯GIII、特別競走一つ目に牝馬限定の準オープン初音ステークスは何れも芝1800mで。その間に行われるこのバレンタインステークスはダートのオープン特別競走である。初音ステークスは関西馬の穴人気が勝利、共同通信杯GIII はと言えば2歳王者のジャンタルマンタルを中心とした関西勢が優勢で、結論から言うとそのジャンタルマンタルは②着に敗れ無敗で無くなったが優勝したのも関西馬。となるとそんな事はどうでも良いだろうし、珍しくもなんともない関西馬が圧倒の一日という結末となる予感が強まった。と言うのもこのバレンタインステークスも戦前層の厚い関西勢が優位と見立てられていたから。

1番人気に推された関西馬のベースセッティングは4角をほぼ一団で通過した馬群の好位に付けて直線の脚くらべに参戦。坂上で先頭に立つとそのまま押し切るのだろうと見ていたゴール近くになって後方からぶっ飛んで来た二頭、特に東京レースホースの勝負服を纏った騎手の方が凄い勢いで前をかわし、最後は共に追い込んで来たハチメンロッピ(牡4)以下に1馬身半の差を付けての先頭ゴールにはあっけにとられるしか無い正にアッチョンブリケな追込みを決めたレッドヴェイロンは御歳9歳。元関西馬でオープン入り20戦目の今回、ダートの短距離戦に出走するようになってからは9戦目、また其れは一昨年の初戦からで途中ダート中距離戦の出走もあった。元々は芝の競走への出走を続けていて、勝ち上がりも東京のマイル戦が舞台だったし、NHKマイルカップGI は③着だった。昨年の欅ステークスを③着、霜月ステークスは②着、根岸ステークスGIII は出走叶わずもオープン特別競走のバレンタインステークスには出走となった結果、欅ステークスから東京ダート1400mのオープン特別競走の出走を続けて一つずつ着を上げ遂に待望ひさし過ぎる勝ち鞍を得るに至ったのだからこれは堪え切れない味わいが滲み出そうだ。因みに関東馬となったのはシンガリ負けを喫した2021年のポートアイランドステークスL より。その次走よりダート短距離戦への出走に舵を切った格好だった。