鞍馬ステークス  🏇💨


こどもの日(5月5日)
京都競馬場
☆芝1200m
4歳以上オープン
国際
別定

サマースプリントシリーズに向けて、もうひとつ実績を高めておきたい陣営が集まり競うスプリントのオープン特別競走が、NHKマイルカップGI が東京競馬場、新潟大賞典GIII が新潟競馬場で行われるこどもの日、京都競馬場のメイン競走として行われる。実績薄が弾みをつける場という見地から、割とオープン入り間もない馬の活躍が見られている。中でも前走淀屋橋ステークスなる3勝クラスを勝ってのオープン入り初戦で勝ち負けを演じるというケースが複数回起きて居るがそれは正に京阪電車で淀屋橋駅から鞍馬に向かって勝ちも得るという、電車で移動するような感覚で連勝という、何とも面白くも現実的な比喩の如くである。

鞍馬ステークスは2010年より行われているが、当初二年間は4歳以上1600万以下の条件特別競走だった。その二年間は4週間で行われていた春の京都開催に続いて前年まで中京開催だった初夏の開催を代替した。翌2011年はそこを少し弄ったが初夏から夏の時期にも京都開催が行われ、2012年からは正式に春の京都開催が六週間に、続いて初夏の阪神開催の後、春にリニューアルオープンした中京競馬場の夏開催となった流れがあったが、この競走はそれによる影響があり、と言うのも2009年まで鞍馬と名のつく特別競走が行われておらず2010年に鞍馬ステークスという形で復活し、5月下旬に行われた事を考えれば前年までの中京開催代替によるのは火を見るより明らか。2012年にオープンクラスに格上されたのも春の京都開催が伸びた影響と考えて良さそうだ。

〜 鞍馬ステークス 主な過去の勝ち馬 〜

・ スカイノダン ・ ヘニーハウンド ・ スギノエンデバー ・ セカンドテーブル ・ キングハート ・ ディーハーフ ・ クリノガウディー ・ シゲルピンクルビー  etc……

クリノガウディーは2021年の勝ち馬だが、その勝ち鞍はと言えば2018年10月に京都芝1800mで行われた新馬戦以来となるもの。その間朝日杯フューチュリティステークスGI で②着など20戦連続で勝てなかった末に挙げた勝ち鞍だった。すると面白いもので次走安土城ステークスLを勝って連勝したがそれ以降は再び勝てなくなっていて現在もJRAの競走馬として登録している8歳馬だ。

☆ 追込決めたエイシンスポッター‼️

昨年の 鞍馬ステークス は雨降る中不良馬場で行われ、エイシンスポッターが後方から追込勝利を掴んだ。同馬はオープン入り初戦だった前走夕刊フジ賞オーシャンステークスGIII ③着から順当に近い形でオープン入り初勝利が得られた形。次走CBC賞GIII を⑥着。京阪杯GIII で③着に入っているが勝ち鞍は昨年のここ以来挙げていない。


☆ 鞍馬ステークス ℳ𝑦.注目馬 🏇💨

・ サンライズオネスト(牡7)