橘ステークスL  🏇💨


こどもの日(5月5日)
京都競馬場
☆芝1400m外
3歳オープン
国際
別定

東京競馬場でNHKマイルカップGI が行われるこどもの日、京都競馬場で行われる同じ3歳馬限定、芝1400m外で行われる、2019年よりリステッド競走に格付されたこの橘ステークスにはNHKマイルカップGI への出走を除外等で叶わなかった3歳馬も出走するケースがあろう。
以前はこの橘ステークスが春の京都競馬の幕開けにて行われていた時期もあり、その際にはNHKマイルカップGI へ向かったこの競走の出走馬が勝ち負けを演じた事もあった。
橘ステークスがその施行時期を5月初めに変更されたのは2018年。同年より葵ステークスが重賞競走に格付された事等による措置だった。その結果、冒頭の通りNHKマイルカップGI と同じ施行週となった。葵ステークスGIII が行われるのは三週間後であるから、ここを叩いて向かう馬も当然ながら見られる。

橘ステークスが行われるようになったのは2002年より。当初は芝1200mだったが2010年より葵ステークスと距離を交換して芝1400m外となって現在に至る。

〜 橘ステークスL 主な歴代優勝馬(2019年〜) 〜

・ ダディーズビビッド ・ ウインマーベル ・ ルガル  etc……

〜 橘ステークス 主な過去の勝ち馬(〜2018年) 〜

・ サニングデール(高松宮記念GI) ・ シルヴァーゼット ・ スプリングソング ・ グランプリエンゼル ・ エーシンダックマン ・ ツルマルレオン ・ ガンジス ・ シャイニープリンス ・ タガノブルグ  etc……

☆ 主な勝ち鞍は橘ステークス‼️ 

2014年の橘ステークスを勝ったのはタガノブルグ。馬名からこの馬がヨハネスブルグ産駒という事が理解出来よう。黒松賞(2歳500万以下・中山芝1200m)で2勝目をマークした後はクロッカスステークス②着、アーリントンカップGIII ④着、中日スポーツ賞ファルコンステークスGIII ⑤着からこの橘ステークスに向かい勝利を掴むとヘヴィローテーションながらワンチャン狙いでNHKマイルカップGI へ。上位大接戦となったゴール前、ミッキーアイルの②着に入ってヒモ荒れ決着としての主たる要因となった激走を見せた。その後2019年春まで現役を続けたタガノブルグだったが勝ち鞍を挙げる事が出来ずに終わった。大接戦の②着だったNHKマイルカップGI の結果がこの場合、後の戦績を考えれば悪い意味で影響を及ぼしてしまったといえなくも無かったがタフに長く現役生活を送れたという意味では悪くはなかったかも?!

☆ 今年スプリント重賞競走優勝‼️

昨年の 橘ステークスL は雨の中9頭で争われ、2番人気のルガルが優勝した。休み明けだった前走の京都芝1400m外②着からの連闘での優勝、不良馬場を走った疲れも何のその、次走葵ステークスGIII で②着。その後は京阪杯GIII ②着などを経て今年初戦にはシルクロードステークスGIII に出走して優勝から、高松宮記念GI は⑩着。


☆ 橘ステークスL ℳ𝑦.注目馬 🏇💨

・ コーティアスマナー(牝3)  目下2連勝中。デビュー以来一貫して芝1400mを使い続けている。尚2連勝は中京と阪神コースであり、今回勝って3連勝となれば関西圏で設定されている三つの異なる競馬場の芝1400m制覇となる。