ユニコーンステークスGIII  🏇💨


土曜日(4月27日)
京都競馬場
★ダート1900m
3歳オープン
国際
馬齢
東京ダービートライアル競走

昨年まで東京ダート1600m、ジャパンダートダービーJpnⅠ の前哨戦のひとつとして行われていたが、今年から整備された3歳ダート三冠競走の第2戦、東京ダービーJpnⅠ のトライアル競走のひとつ、JRAで行われるそれの唯一の重賞競走としての立ち位置に変わった。

競走名のユニコーンは伝説上の動物。

ユニコーンステークスGIIIが今年から行われる京都ダート1900mは2010年より行われるようになっており、他には平安ステークスGIII 等が行われている。また2018年、例年地方競馬で行われていたJBCクラシックJpnⅠ が京都競馬場で行われた際に採用された距離だった。

ユニコーンステークスGIII は1996年に創設された。
当時は秋の中山開催で行われていた。それは当時秋に3歳(当時の換算で4歳)ダート三冠競走が構成されていてその初戦として中山ダート1800mで行われていた。後にそのダート三冠の一角だったスーパーダートダービーが前出のジャパンダートダービーJpnⅠ に、時期を初夏に変更するとこのユニコーンステークスGIII も前哨戦として東京ダート1600mに変更され、春季に移設。因みに昨年までは3回東京開催にて行われていた。

〜 ユニコーンステークス 主な歴代優勝馬 〜

・ シンコウウインディ(フェブラリーステークスGⅠ )  ・ タイキシャトル(マイルチャンピオンシップGⅠ 他) ・ ウイングアロー(ジャパンカップダートGⅠ 他) ・ ゴールドティアラ ・ アグネスデジタル(マイルチャンピオンシップ南部杯、天皇賞秋GⅠ 他) ・ カネヒキリ(ジャパンカップダートGⅠ 他) ・ シルクメビウス ・ ベストウォーリア(マイルチャンピオンシップ南部杯JpnⅠ 連覇) ・ ノンコノユメ(ジャパンダートダービーJpnⅠ 他) ・ ゴールドドリーム(フェブラリーステークスGⅠ 他) ・ ルヴァンスレーヴ(マイルチャンピオンシップ南部杯JpnⅠ ) ・ ワイドファラオ ・ カフェファラオ(フェブラリーステークスGⅠ 他)  etc……

★ 後に芝の短距離ホースとして…

歴代優勝馬の中に多くのダートG1ホースたちの名が記されているが、第2回の優勝馬タイキシャトルは芝の短距離GⅠ を国内外で多数制しながら、ダートGⅠ については未勝利というか出走自体が無かった。と言うのもデビュー当初はダート戦を使い続けていて、その中でのこのユニコーンステークスGIII 優勝だった。次走スワンステークスGII 優勝からマイルチャンピオンシップGⅠ 優勝で芝短距離GⅠ ロードへ。1998年のJRA賞年度代表馬に短距離ホースとして初めて選出された。

★ 1番人気で優勝も……

昨年の ユニコーンステークスGIII は前述の通り東京ダート1600mを舞台に六月に行われ、1番人気のペリエールが優勝した。同馬は前走UAEダービーGII ④着、その前にはヒヤシンスステークスL を優勝していた実績馬だった。その後はそれまでの戦歴からしたら意外にもビッグレースへの出走を自重、先週行われたオアシスステークスL では②着となった。


★ ユニコーンステークスGIII ℳ𝑦.注目馬 🏇💨

・ エイカイソウル(牡3)  デビュー戦(京都ダート1800m)では直線だけで他馬をぶっちぎっての大差勝ち。その後勝ちあぐねていた末の前走、同着ながら直線で伸びて勝ち鞍を得た。重賞競走となるがデビュー戦の様な末脚炸裂でタイトル獲得なるか