ジャパンカップ2023年

ロンジンワールドベストレース受賞記念

🏇💨


土曜日(2月3日)

東京競馬場

☆芝2400m

4歳以上3勝クラス

ハンデ


イクイノックスが圧勝し、高いレートを獲得。牝馬三冠のリバティアイランド、牝馬クラシックホースの4歳スターズオンアース、ダービー馬で次走グランプリ有馬記念GI を制したドウデュース、春天や菊花賞等を優勝したタイトルホルダーが上位に入った2023年ロンジン賞ジャパンカップGI がロンジン社ワールドベストレースを受賞した事を記念して行われる特別競走は、例年早春ステークスとして行われている。故にこの記事ではその早春ステークスについてレビューしたいと思います。


早春ステークスは2000年代後半からこの時期の開催で行われている。ロンジン賞ジャパンカップGI 、東京優駿GI 、優駿牝馬オークスGI 等が行われている東京芝2400mという舞台で行われる準オープンクラスの特別競走故に勝ち馬もその後中々の活躍を見せている。


〜 早春ステークス 主な過去の勝ち馬 〜


・ アグネスアーク ・ マイネルキッツ(天皇賞春GI ) ・ ギュスターヴクライ ・ メイショウカドマツ ・ チェスナットコート ・ アイスバブル ・ ボスジラ ・ ハーツイストワール ・ ククナ  etc……


マイネルキッツは2008年の早春ステークス勝ち馬。当時は東京芝1800mで行われた早春ステークスだった。その後新潟記念GIIIや福島記念GIII を②着。2009年には日経賞GII ②着から天皇賞春GI を優勝した。


☆ ジャパンカップ2023年ロンジン賞ワールドベストレース受賞記念 🏇💨


①着  シュトルーヴェ(騙5) 3番人気

タイム  2.23.6(良)

1番人気  ダノンギャラクシー(牡5) ⑪着

 


☆ イクイノックス世代が……

姉に2013年のジャパンカップGⅠ でハナ差②着、サンケイスポーツ賞フローラステークスGII 等を優勝し、長く現役で活躍したデニムアンドルビーを持ち、素質の高さをこれまでのレースで見せ続けるも体質の問題で順調に使えず、イクイノックスやドウデュースとの対決が実現しなかったダノンギャラクシーが圧倒的な人気に推されて迎えたジャパンカップ2023年ロンジン賞ワールドベストレース受賞記念競走。ここを圧勝してこの先遅ればせながら大活躍を果たす事が出来れば劇的な馬が勝利で後世に伝えられるのは間違いなかったところ。4番手辺りでレースを進めて直線に入りどのタイミングで抜け出るか?! と想いつつ長い直線を眺めて居たが残り1Fを過ぎるとあっという間に沈んでしまった。シンガリで入線した後に鞍上のC.ルメール騎手は下馬、負傷してしまったのは間違いのないところ……
一方ゴール前グイッと抜け出しての先頭ゴールを果たした勝ち馬も今年明け5歳とイクイノックス世代。一昨年八月の新潟競馬でギリギリの初勝利を挙げ、その1勝クラス、2勝クラスを連勝を果たしたものの昨年は勝てずに終わった。後に菊花賞GⅠ を優勝するドゥレッツアァが勝った日本海ステークス(3勝クラス・新潟芝2200m)⑦着以来の休み明け、去勢されている事もありこの馬も正直順調にここまで進んできたとは言い難い戦績だった。ダノンギャラクシーを下してと言うのであれば更に箔がついたところだったが……