オアシスステークスL  🏇💨


土曜日(4月20日)
東京競馬場
★ダート1600m
4歳以上オープン
国際
別定

春の東京開催の開幕日、メイン競走はフェブラリーステークスGI と同じ東京ダート1600mが舞台のリステッド競走である。距離区分から浦和ダート1400mが舞台のさきたま杯JpnⅠ へのステップとなる要素もあるかも知れない。

オアシスステークスは1996年より春の東京開催で行われている。翌1997年からフェブラリーステークスがGI に格上されるタイミングで、また当時は段階的にダート戦の拡充が進められていた頃だった。

〜 オアシスステークス 主な歴代優勝馬(2019年〜) 〜

・ アルクトス(マイルチャンピオンシップ南部杯JpnⅠ 連覇) ・ タガノビューティー   etc……

〜 オアシスステークス 主な過去の勝ち馬(〜2018年) 〜

・ グレイトチャーマー ・ プリエミネンス ・ アドマイヤスバル ・ ナムラタイタン ・ ベストウォーリア(マイルチャンピオンシップ南部杯JpnⅠ 連覇) ・ ブライトライン ・ アルタイル  etc……

★ マイルチャンピオンシップ南部杯JpnI 連覇へのステップ……

オアシスステークスの勝ち馬の中に、2頭のダートGI(JpnⅠ)優勝馬が。偶然だが同じレースでの優勝でもあった。
ベストウォーリアは2013年のオアシスステークス勝ち馬。同年4歳だった同馬は前年ユニコーンステークスGIII を優勝していたが群雄割拠のダート戦線ではその後オープン特別競走を一つ勝ちフェブラリーステークスGI を惨敗からの再調整の上臨んだのがこのオアシスステークスだった。ひとつ挟んで臨んだプロキオンステークスGIII を優勝から臨んだマイルチャンピオンシップ南部杯JpnⅠ を優勝。同競走は翌2015年も優勝。然し2016年、同一重賞競走三連覇を目論んだが同期のレジェンドホースでダートG1を11勝も積み上げるコパノリッキーに阻まれたのだった。とかくベストウォーリアにとってコパノリッキーは目の上の瘤状態だった。
アルクトスは2019年、リステッド競走に格付された初年の優勝は自身オープン入り2戦目での事だった。続く欅ステークス(東京ダート1400m)も勝って臨んだプロキオンステークスGIII を優勝が重賞競走初制覇。秋初戦はマイルチャンピオンシップ南部杯JpnⅠ は②着で連勝ストップ。その後勝ち鞍に恵まれない歳月を過ごしたが2020年のマイルチャンピオンシップ南部杯JpnⅠ を優勝してダートG1ホースに。翌2021年はさきたま杯JpnII(当時)優勝し、マイルチャンピオンシップ南部杯JpnⅠ を前年に続いて連覇。ベストウォーリア同様にオアシスステークス勝ち馬からマイルチャンピオンシップ南部杯JpnⅠ 連覇を果たした事に。またアルクトスも三連覇ならずに終わったが、こちらは度々直接対決した、ライバル関係に近かったカフェファラオに阻まれた。

★ 人気に応えて……

昨年の オアシスステークスL は1番人気のコンシリエーレが優勝した。同馬はデビュー2戦目のカトレアステークス(2歳オープン・東京ダート1600m)を①着、サウジダービーGIII 等を③着したが条件クラスからの出直しを余儀なくされた。それを軽々連勝して臨んだオアシスステークスLだった。次走はさきたま杯JpnII(当時)に向かって⑤着、更に関屋記念GIII は⑰着、今年はバレンタインステークス(東京ダート1400m)を出走取消で未だレースに出走が出来ていない。


★ オアシスステークスL  ℳ𝑦.注目馬 🏇💨

・ ユティタム(牡4)  前走神奈川記念(川崎ダート1600m)は1番人気で③着と少々残念な結果に。青竜ステークス(3歳オープン・東京ダート1600m)①着をマークしたゲンの良い舞台で仕切り直しに臨むところ……