アーリントンカップGIII  🏇💨


土曜日(4月13日)
阪神競馬場
☆芝1600m
3歳牡馬牝馬限定オープン
国際
馬齢
NHKマイルカップトライアル(③着迄に優先出走権を付与)

前週のニュージーランドトロフィーGII と同じくNHKマイルカップGI のトライアル競走である。そうなったのは2018年より。近年スピード重視の傾向が強まっており、NHKマイルカップGI もその価値が見直されつつあり、トライアル競走も二本立てとなって久しくなっている。

この競走の創設は1992年。
阪神競馬場の、アーリントンパーク競馬場との連携に伴い前年までのペガサスステークスGIII を引き継いでの事だった。因みにアーリントンパーク競馬場は閉場された関係で、正賞はアーリントンインテーナショナル賞に2022年より変更されている。

〜 アーリントンカップGIII 主な歴代優勝馬 〜

・ エルカーサリバー ・ エーシンバーリン ・ スギノハヤカゼ ・ エイシンプレストン ・ ダンツフレーム ・ タニノギムレット ・ ウインクリューガー ・ シーキングザダイヤ ・ ジャスタウェイ ・ コパノリチャード ・ ミッキーアイル ・ レインボーライン ・ ペルシアンナイト ・ タワーオブロンドン ・ ダノンスコーピオン ・ オオバンブルマイ  etc……

☆ ここの倍の距離でGI 制覇…

上記の主な歴代優勝馬の中には、多数のGI ホースが出ている。ただその距離は決してマイル戦のみではない事も理解出来る。
特に2016年優勝のレインボーラインは時を重ねるに従い出走距離も長くなった馬。ニュージーランドトロフィーGII を挟んで出走したNHKマイルカップGI で③着と当時はマイル適性の高さを示したが秋には菊花賞GI で②着に入るとその後はマイル戦には見向きもせず、寧ろ長距離に目を向けて大きなレースに出走を重ねた。4歳の2017年は道悪の天皇賞秋GI で③着が目立つ程度だったが2018年は阪神大賞典GII 優勝から天皇賞春GI という嘗ての王道路線を連勝、GI ホースに長距離戦でなる事に。だが天皇賞春GI のゴールした直後に異変を感じた岩田康誠騎手は下馬、命こそ失わずまでもこの先どこまで活躍するのかという楽しみだった競走生活を終えることとなった。

☆ 穴激走馬、秋には高額な海外GⅠ かっ攫い‼️

昨年の アーリントンカップGIII はフルゲート18頭による混戦模様、降雨の中行われて5番人気の重賞ウィナー オオバンブルマイが優勝した。同馬は京王杯2歳ステークスGII を優勝の実績馬で、朝日杯フューチュリティステークスGI ⑦着以来の昨年初戦だった。NHKマイルカップGI でも期待を集めた中で③着。その後は国内での出走は無いが昨年秋に豪州ローズヒルガーデンズ競馬場、芝1500mで行われたゴーデンイーグルに出走して優勝。チョー高額賞金を獲得した。


☆ アーリントンカップGIII ℳ𝑦.注目馬 🏇💨

・ ポッドテオ(牡3)  これまでの戦歴から、現状この馬にフィットしていそうなのは東京コースのマイル戦か?! 現代に於いては強行ローテに近いものがあるが本番への出走を確かなものとする為にはここでも格好つけたいところだが……