アンタレスステークスGIII  🏇💨


日曜日(4月14日)
阪神競馬場
★ダート1800m
4歳以上オープン
国際
別定

ダートの重賞制覇のひとつ。
皐月賞GI が中山競馬場で行われる日曜日に阪神競馬場で行われる格好である。必然的に裏の重賞競走実施の形であるが、上半期のダート王者決定戦の帝王賞JpnⅠ に繋がる重要な一戦で、騎手を変更しなくてはならないケースも少なくない中、結構な好メンバーが集まる傾向にある。

アンタレスステークスGIII の創設は1996年。
六月の阪神開催で行われたのが始まりだった。
翌1997年からは春の京都開催が舞台となり、暫く定着していたが2012年より読売マイラーズカップGII との交換の形で阪神開催に復活し現在に至っている。

〜 アンタレスステークスGIII 主な歴代優勝馬 〜

・ エムアイブラン ・ スマートボーイ ・ ゴールドアリュール ・ タイムパラドックス ・ ワイルドワンダー ・ ワンダースピード ・ ゴルトブリッツ ・ ホッコータルマエ ・ アウォーディー ・ アナザートゥルース ・ テーオーケインズ ・ オメガパフューム  etc……

★ ダートチャンピオンクラスに…

テーオーケインズは2021年、自身4歳の春にこのアンタレスステークスGIII を優勝、これが自身初の重賞制覇となった。前走名古屋城ステークス(中京ダート1800m)勝ちに続くこの競走優勝による2連勝から向かった帝王賞JpnⅠ 優勝でダートG1ホースにまで辿り着くと同年秋にはチャンピオンズカップGI も優勝。翌年にはJBCクラシックJpnⅠ も優勝してダートチャンピオンクラスの一角に収まっていた。

★ 遅咲きのブレイク……

昨年の アンタレスステークスGIII を優勝したのは1番人気のプロミストウォリア。同馬は前走東海テレビ杯東海ステークスGII に続く重賞競走2連勝、前年秋の新潟競馬場でマークした1勝クラスからは5連勝と勢いが感じられていた逃げ馬。次走帝王賞JpnⅠ でも期待を集めたが⑤着に終わった。当時6歳だったから遅咲きのブレイクであった。


★ アンタレスステークスGIII ℳ𝑦.注目馬 🏇💨

・ ハギノアレグリアス(牡7)  前走ダイオライト記念JpnII は③着も完敗だった。一頃に比べると勢いの点では失せつつあるのは事実も恐らくは今年のメンバーでは抜けた存在に映る。