大阪-ハンブルクカップ  🏇💨


土曜日(4月6日)
阪神競馬場
☆芝2600m
4歳以上オープン
国際
ハンデ

2006年暮れにグランドオープンした阪神競馬場の現在のコース。発走地点が宝塚記念GⅠ の芝2200mと同じで、3〜4角を外回りコースを使う事で実現するのが芝2600mである。当初は使われなかったが後に下級条件にて使われ始めて現在では少数だが複数の競走で使われている。

この競走名にあるハンブルクとは、独国の都市の事であり、ハンブルク競馬場は阪神競馬場と提携関係にあり、この競走とあちらで行われているHanshin Cup とは交換関係を築いている。

大阪-ハンブルクカップが阪神競馬場で行われるようになったのは1997年のこと。当時設定されていた芝2500mで行われていた。前年まで条件及び施行時期が同じだった大阪城ステークスが別の時期に条件を変えて行われることとなり、後釜に収まった形だった。2007年からは現在のコースとなった事で距離が芝2400mに変更となった。後に条件クラスに変更され、更に短距離戦に変更となったが、2021年より芝2600mに変更となった。

〜 大阪-ハンブルクカップ 主な過去の勝ち馬 〜

・ トウカイオーザ ・ ヴィータローザ ・ ビッグゴールド ・ ファストタテヤマ ・ ビートブラック(天皇賞春GⅠ ) ・ レッドデイヴィス ・ エポワス ・ ディアマンミノル  etc……

ビートブラックは2011年の勝ち馬。前年菊花賞GⅠ で③着した同馬は2012年、天皇賞春GⅠ を14番人気で優勝し、波乱を呼んだ。
それから遡る事2005年。ビッグゴールドは大阪城ステークス、大阪-ハンブルクカップと連勝から臨んだ天皇賞春GⅠ をスズカマンボの②着、波乱のレースの一因となった。

☆ 小波乱決着……

昨年の 大阪-ハンブルクカップ  は13頭で争われ、3番人気の4歳牡馬アーティットが①着。1番人気の関東馬ククナが⑥着に敗れる等により、小波乱決着となった。アーティットは前年春にゆきやなぎ賞(3歳1勝クラス・阪神芝2400m)と白百合ステークスLで③着に入ったが収得賞金加算されず1勝クラスに甘んじるも2連勝をマークして3勝クラスに入ると湾岸ステークス(3勝クラス・中山芝2200m)③着を経て格上挑戦だった大阪-ハンブルクカップの勝利だった。オープン入りしてからは3戦して④着が最高着で今年は未だ出走していない。


☆ 大阪-ハンブルクカップ ℳ𝑦.注目馬 🏇💨

・ブレイヴロッカー(牡4)