サンケイスポーツ杯 阪神牝馬ステークスGII 🏇💨


土曜日(4月6日)
阪神競馬場
☆芝1600m
4歳以上牝馬限定オープン 💐
国際
別定
優勝馬にヴィクトリアマイルGⅠ への優先出走権を付与

二週間後に行われる福島牝馬ステークスGIII と共に、2006年に創設されたヴィクトリアマイルGⅠ へのステップ競走となっている。桜花賞GⅠ の前日、阪神競馬場のメイン競走として同じ芝1600mを舞台に行われる。

本競走の創設は1958年。
当時は阪神牝馬特別という競走名で、阪神牝馬ステークスには2001年より。また施行時期は暮れの阪神開催で、有馬記念の同日に行われていたりした。距離は芝1800mで始まり、その後幾度かの変更の上芝2000mで暫し行われていた。有馬記念には厳しかったタイプの牝馬が出走する重賞競走として定着していたが、1996年にエリザベス女王杯GⅠ が当時の4歳牝馬限定から4歳以上牝馬限定の条件、所謂古牝馬が出走可能になった事で阪神牝馬特別の距離は芝1600mに変更された。2001年より競走名が阪神牝馬ステークスGII に。そして2006年に前述のヴィクトリアマイルGⅠ が創設された事にあわせてその前哨戦となるべく開催時期を春季に。その当初は距離が芝1400mとなったが後に京都牝馬ステークスGIII との交換で芝1600mに戻され現在に至る。

〜 阪神牝馬ステークス 主な歴代優勝馬 〜

・ インターグロリア ・ ルイジアナピット ・ ノースフライト ・ エガオヲミセテ ・ トゥザヴィクトリー ・ ファインモーション ・ ヘヴンリーロマンス ・ アドマイヤグルーヴ ・ ラインクラフト ・ エイジアンウインズ ・ カレンチャン ・ ミッキークイーン  etc……

☆ 瞬間風速……

2008年のヴィクトリアマイルJpnⅠ は穴人気だったエイジアンウインズが優勝した。この馬、デビュー当初はダートを使い続けていたが後に芝の競走へ。すると全てのレースを連対で纏めてオープン入り初戦となったのが阪神牝馬ステークスGII だった。これを制すると勢いそのまま前出のヴィクトリアマイルJpnⅠ も優勝。次走はアメリカ遠征を予定していたが共に遠征を予定していたオークス馬トールポピーが断念した事から、こちらも遠征を諦めた。その後調整が整わず結果的に阪神牝馬ステークスGII、ヴィクトリアマイルJpnⅠ の重賞競走連勝が最後の輝きとなってしまった形に。

☆ 波乱の決着……

昨年の サンケイスポーツ杯阪神牝馬ステークスGII  は12頭で争われ、穴人気だったサウンドビバーチェが優勝。当時4歳だった。上位人気勢が馬券圏内に絡まなかった事により大波乱決着、3連単は 1,016,510 円を付けた。
サウンドビバーチェは前年の優駿牝馬オークス優駿牝馬オークスGⅠ を競走除外、紫苑ステークスGII ②着からの秋華賞GⅠ は⑦着。明け初戦は洛陽ステークスL(阪神芝1600m)を2番人気⑪着からの臨戦だった。次走ヴィクトリアマイルGⅠは⑤着。


☆ サンケイスポーツ杯阪神牝馬ステークスGII ℳ𝑦.注目馬 🏇💨 💐


・ ドゥアイズ(牝4) 🌸  特別登録の時点で10頭。少頭数となる今年のサンケイスポーツ杯阪神牝馬ステークスGII に。それはともかくここまでの戦歴を振り返ればマイル戦に限ればまずまず安定した戦績を残している。今回も勝ち負け候補の一頭と考えて良いだろう。