桜花賞GⅠ  🏇💨


日曜日(4月7日)
阪神競馬場
☆芝1600m
3歳牝馬限定オープン 💐
国際
馬齢
⑤着までに優駿牝馬オークスGⅠ への優先出走権を付与

今週末行われる、牝馬クラシック競走第一戦である。また今年については阪神競馬場で行われる最後のGⅠ競走である(間もなく阪神競馬場ではスタンド等のリフレッシュ工事に突入、宝塚記念GⅠ 等が京都競馬場での代替開催となる為)。

桜花賞は1939年、英国の1000ギニーを範として最もスピード能力の高い馬の選出を目的として創設された。当初は中山四歳牝馬特別という競走が創設され、中山競馬場を舞台にして行われた。1947年から桜花賞と改称の上京都競馬場を舞台として行われるようになり、1950年以降は基本的に阪神競馬場が舞台となり現在に至る。

〜 桜花賞 主な歴代優勝馬 〜

・ ソールレデイ ・ スウヰスキー ・ ミスオンワード ・ カネケヤキ ・ ワカクモ ・ アチーブスター ・ テスコガビー ・ テイタニヤ ・ ハギノトップレディ ・ シャダイソフィア ・ メジロラモーヌ ・ マックスビューティ ・ アグネスフローラ ・ ニシノフラワー ・ ベガ ・ ファレノプシス ・ テイエムオーシャン ・ スティルインラブ ・ ダンスインザムード ・ ラインクラフト ・ ダイワスカーレット ・ ブエナビスタ ・ アパパネ ・ ジェンティルドンナ ・ アーモンドアイ ・ グランアレグリア ・ デアリングタクト ・ ソダシ ・ スターズオンアース ・ リバティアイランド  etc……

☆ GⅠ 9勝の伝説と衝撃‼️

2018年の桜花賞GⅠ で1番人気に推されたのは2歳女王のラッキーライラックだった。阪神ジュベナイルフィリーズGⅠ 優勝から明け3歳初戦を桜花賞トライアルのひとつチューリップ賞GII を優勝と、嘗ての桜花賞王道路線を強い勝ち方で進んで来たのだから1番人気の評価は当然だった。レースも画に描いたような横綱相撲という走りで勝利を目前としていたが、後方から直線目の覚めるような鬼脚で追い込んでラッキーライラックを軽々かわしたのがアーモンドアイだった。同馬はそこに至るまでのローテーションが初勝利から日刊スポーツ賞シンザン記念GIII 優勝、という当時としては異例の事だった。然しその末脚から相当の強者の可能性が強く感じられ、次走優駿牝馬オークスGⅠ を優勝。更に秋華賞GⅠ を優勝してジェンティルドンナ以来の牝馬三冠に。そして古馬初対決となったロンジン賞ジャパンカップGⅠ では芝2400mの世界レコードを叩きだし、2020年に引退するまでGⅠ 競走を国内外でつごう9つの優勝を果たしたのだった。
一方でラッキーライラックは②着に終わった。3歳時代は結局無冠に終わってしまったが、古馬となってからエリザベス女王杯GⅠ、大阪杯GⅠ を優勝してみせた。

☆ 圧倒的な末脚炸裂‼️

昨年の 桜花賞GⅠ は2歳女王で1番人気、注目の存在だったリバティアイランドが、後方からの追い込みでレースを制した。同馬は阪神ジュベナイルフィリーズGⅠ 優勝からトライアル競走等への出走をせずに桜花賞GⅠ 直行のローテーションで臨んだ。これはソダシ等も採った方法で近年では決して珍しくないローテーションとなっている。またリバティアイランドは次走優駿牝馬オークスGⅠ を6馬身差の圧勝を遂げると秋初戦を秋華賞GⅠ に直行して優勝。デアリングタクト以来となる牝馬三冠を達成。期待された古馬初対決となったロンジン賞ジャパンカップGⅠ はイクイノックスの②着。先週行われたドバイシーマクラシックGI は③着と善戦止まり。アーモンドアイ、ジェンティルドンナに追い付き追い越すには宝塚記念GI 


☆ 桜花賞GⅠ ℳ𝑦.注目馬 🏇💨 💐

・ ボンドガール(牝3)  前走サウジアラビアロイヤルカップGIII は②着とは言え課題満載といった感じ。それ以来の出走となると流石に推しづらい存在でえるが、今年のメンバーを考慮すれば能力的にトップクラスなのは否めず。【抽選除外】
【枠番確定後】
・ イフェイオン(牝3)  前走はフェアリーステークスGIII優勝。フルゲート大外枠ながら好位につけ、速い流れに対応し、直線でもグイッと伸びて完勝。あまり直結しないレースからの臨戦だが前走を含むこれまでのレース内容に準ずれば意外とおお仕事をしそうな気もする。鞍上の西村淳騎手、クラシック競走初制覇も夢ではないかも……?!