六甲ステークスL  🏇💨


日曜日(3月24日)
阪神競馬場
☆芝1600m
4歳以上オープン
国際
別定

中京競馬場で高松宮記念GI、中山競馬場ではマーチステークスGIII が行われる今週末の日曜日、阪神競馬場のメイン競走にて行われるのがこの競走。芝のマイルオープン特別競走は2019年よりリステッド競走に格付されている。因みに翌週には中山競馬場で同じく芝マイルの重賞競走、ダービー卿チャレンジトロフィーGIII が行われ、更に次の週には牝馬限定の阪神牝馬ステークスGII が阪神競馬場で行われる。

六甲ステークスは1987年よりオープン特別競走として行われるようになった。当初は暮れの阪神開催でオープン格上初年は芝2200m、翌1988年からは芝2000mに短縮されて1999年まで行われた。開催日は有馬記念GI と同日だった模様。
然し2000年は二十世紀最後のレースが阪神12Rにて行われ、その競走名が公募により2000カウントダウンステークスとして行われた為、同じくオープン特別競走である六甲ステークスは行われなかった。
2001〜2008年はカウントダウンステークスがファイナルステークスとして行われており、六甲ステークスは休止状態に。だが2009年に開催時期を春季に移してマイル戦にて復活した。

〜 六甲ステークスL 主な歴代優勝馬(2019年〜) 〜

・ ソーグリッタリング ・ エアロロノア  etc……

〜 六甲ステークス 主な過去の勝ち馬(〜2018年) 〜

・ シンホリスキー ・ インターマイウェイ ・ ヒダカブライアン ・ トゥナンテ ・ ライブコンサート ・ スマイルジャック ・ ロードバリオス ・ フィエロ  etc……

☆ 主な勝ち鞍は六甲ステークス‼️

フィエロは丁度10年前の六甲ステークスの勝ち馬。当時はオープン入り初戦、前年暮れからこの六甲ステークスまで3連勝として次走読売マイラーズカップGII に駒を進めた。ディープインパクト産駒でオーナーも同じ金子真人氏、当時リーディングトレーナー争いをしていた藤原英昭厩舎の馬、3連勝していた等が考慮されて1番人気に推されたが結果は②着。その内GI を含む重賞制覇も間違いないだろうと思われた中で迎えた同年秋のマイルチャンピオンシップGI だったが結果はダノンシャークの②着。その差はハナ差だったから勝ったも同然という印象だった。その後もマイル戦を中心とした短距離戦を使い続け、2015年のマイルチャンピオンシップGI も前年に続いての②着。けっきょく2017年の読売マイラーズカップGII まで勝ち鞍を挙げる事が出来ずに引退した。オープン入り初戦だった2014年の六甲ステークスがオープンクラスで挙げた唯一の勝ち鞍となってしまい、正に「主な勝ち鞍は六甲ステークス」となったフィエロだった。

☆ 芝で初勝利‼️ 

昨年の 六甲ステークスL  は15頭で争われた。レースは波乱の決着となった。優勝したのはサヴァで7番人気。デビューからずっとダートを使い続け、ユニコーンステークスGIII で②着の実績も。この前走に相当した洛陽ステークスLが初めての芝のレースで⑦着からの芝2戦目でリステッド競走の優勝はクラス初勝利、勿論芝での初勝利にも。その後は読売マイラーズカップGII ⑩着等……


☆ 六甲ステークスL ℳ𝑦.注目馬 🏇💨

・ トゥードジボン(牡5)  昨秋2連勝してオープン入りしての初戦、スポーツニッポン賞京都金杯GIII ③着は1番人気。前走の東京新聞杯GIII は10番人気まで評価を下げ着順も同じ⑩着。前日入りの東京遠征は初体験だった故に結果も考慮すべきか。となればホームと言える阪神が舞台ならばそれなりに巻き返しが期待出来そうだが……