東風ステークスL  🏇💨


日曜日(3月10日)

中山競馬場

☆芝1600m

4歳以上オープン

国際

別定


アネモネステークスL 当日の中山競馬場、そのアネモネステークスL の一つ前に行われるオープン特別競走である。2019年よりリステッド競走に格付されている。舞台はアネモネステークスL同様中山のマイル戦。来月早々に同じ舞台の重賞競走であるダービー卿チャレンジトロフィーGIII が行われるがその一つ前の開催で行われるのがこの東風ステークス。因みにお正月開催ではニューイヤーステークスL、九月の開催では京成杯オータムハンデキャップGIII が行われ、暮れの開催では牝馬限定の重賞競走ターコイズステークスGIII が中山のマイル戦としてオープンクラスの競走として行われる。


東風ステークスは1997年より芝1600mのオープン特別競走として行われるようになっている。


〜 東風ステークスL 主な歴代優勝馬(2019年〜) 〜


・ ジョーストリクトリ ・ トーラスジェミニ  etc……


〜 東風ステークス 主な過去の勝ち馬(〜2018年) 〜


・ グロリーシャルマン ・ ケイワンバイキング ・ タイキブライドル ・ ヒコーキグモ ・ トッププロテクター ・ ステキシンスケクン ・ ショウワモダン(安田記念GI ) ・ フィフスペトル ・ クラリティシチー ・ インパルスヒーロー ・ グレーターロンドン ・ ミュゼエイリアン  etc……


☆ GI ②着、GIII 優勝馬が……


インパルスヒーローは2016年の東風ステークス勝ち馬。その三年前、中日スポーツ賞ファルコンステークスGIII を優勝以来の勝ち鞍を久々に得た6歳馬。長らく勝ち鞍に恵まれなかったのはファルコンステークスの後NHKマイルカップGI でマイネルホウオウの②着になった事で当時は4歳夏に入るとクラス再編により降級する恐れが無くなって逆に勝ち鞍から遠ざかる要因となってしまった格好だった。この勝ちをキッカケに更なる活躍も期待されたが結局それが最後の勝ち鞍となってしまった。


☆ 良血の騙馬……


昨年の 東風ステークスL は11頭で行われ、穴人気の関西馬ラインベックが優勝した。1番人気のエピファニーは④着。ラインベックはディープインパクト産駒で母は2010年の牝馬三冠アパパネ故にクラシック戦線で期待も大きかったが当時夏に行われていた報知杯中京2歳ステークスを勝ったものの東京スポーツ杯2歳ステークスGIII ③着、ホープフルステークスGI は④着、父が制した若駒ステークスLは③着、皐月賞GI は⑮着で東京優駿GI には出走叶わず、夏にはレパードステークスGIII にも出走した。その後オープン入りを果たすと前年のリゲルステークスL ②着から休み明けかつ年初戦での東風ステークスLだった。その後は米子ステークスL ②着から関屋記念GIII ③着とサマーマイルシリーズで活躍するもその最終戦京成杯オータムハンデキャップGIII は⑧着。尚ラインベックは去勢手術を施された(騙馬)。今年も東風ステークスL に特別登録されているが、出走なれば京成杯オータムハンデキャップGIII 以来となる休み明けだが……


☆ 東風ステークスL ℳ𝑦.注目馬 🏇💨


・ ホウオウビスケッツ(牡4)  前走東京新聞杯GIII ③着は逃げ切り勝ちだったデビュー戦以来のマイル戦だった。そのデビュー戦は中山競馬場が舞台だった。また距離は異なるがフジテレビ賞スプリングステークスGII を②着した一方で皐月賞GI は⑰着だった。故に中山コースなら全幅の信頼という訳では無いが、どちらかと言えば好走実績が高い舞台であり、前走くらい走れるならば……