直線での脚比べを敢然と制して人気に応えた…


中山大障害JGⅠ 当日の中山競馬メイン競走は芝2500mの3勝クラスグレイトフルステークス 。1番人気に推されたヴェローチェオロ(牡3)は単騎で逃げていた4番人気サトノラディウス(騙5)を離れた2番手で折り合い直線坂を駆け上がりながら先頭に立つと内から伸びた3番人気レティキユール(牝5)、盛り返すサトノラディウス等を振り切って2.34.0(稍)、サトノラディウスに1馬身差を付ける完勝でレースを制した。前走は菊花賞GⅠ で⑥着。同じ中山芝2500mで行われる有馬記念GⅠ には優勝したタイトルホルダーに④着のステラヴェローチェも出走する。それはさて置き、ヴェローチェオロの父は2012年有馬記念GⅠ、菊花賞GⅠ、皐月賞GⅠを優勝したゴールドシップ。ステゴの血がこの条件での強さを物語っている、其れをこの馬もまた引き継いでいる証左でもあろう。日経賞GIIからか、はたまた父が3連覇した阪神大賞典GIIから春天か?! 中長距離での大いなる活躍に期待だ。