カフェファラオに追いつき追い越せの2頭に明暗が分かれた!
今年冬の東京競馬最終日、フェブラリーステークスGI 当日に行われた名物競走 ヒヤシンスステークスL を完勝したカフェファラオが現時点で最も上半期3歳ダート王者に近い存在と言える。
そこで②着のタガノビューティー(牡3)に期待してMY注目馬として取り上げた。然し結果は同じ2歳秋にダートで2勝をマーク、その2勝目を東京競馬でマークしていたもう1頭が打倒カフェファラオ候補に名乗りを上げた形に。

レースは逃げたフォーテ(牡3)を直線半ばでショウナンナデシコ(牝3)が直線半ばでかわしたが差し追込み勢に間もなく捕まり先ずはデュードヴァン(牡3)とダノンファスト(牡3)が連れて伸びてかわし、追い込んで来たタガノビューティーはちょっと届くかどうかみたいな印象。2頭の争いはゴール直前デュードヴァンがクビ差抜け出しての先着。ダノンファスト②着、タガノビューティーは1番人気で③着。

タガノビューティーが2歳秋にプラタナス賞(東京ダート1600m)を完勝してデビューから2戦2勝とした一方でこの競走を制したデュードヴァンはと言えばプラタナス賞からひと月遅れてのカトレア賞(東京ダート1600m)を制した。休み明けだった前走はアーリントンカップGIII にて⑪着で矢張りダートこそと思い直したかどうかは兎も角、実際にこれでダートでは3戦3勝。形の上ではカフェファラオへの対抗格としてはタガノビューティーから奪い取った格好に。次なる目標は当然無敗である東京ダート1600mが舞台のユニコーンステークスGIII 制覇だ!