春の東京競馬も3週目。
いよいよ今週から安田記念GI まで5週連続のGI 開催となる。

〜 土曜(5月9日)2回東京競馬5日目 〜

・ 9R 立夏ステークス(4歳以上3勝クラス・ダート千六・定量)
・10R メトロポリタンステークス(L)
・11R プリンシパルステークス(L)(ダービートライアル)

〜 日曜(5月10日)2回東京競馬6日目 〜

・ 9R 緑風ステークス(4歳以上3勝クラス・芝二四・ハンデ)
・10R ブリリアントステークス(L)
・11R NHKマイルカップGI
・12R 立川特別(4歳以上2勝クラス・ダート千六・定量)

★ 立夏ステークス ★
一部行われなかった年もあったが、概ねこの時期にダート戦として行われている、準オープンクラスの特別競走。2017年からマイル戦で行われている。過去の勝ち馬に1994年リバーセキトバ、2000年サンフォードシチー、2006年シーキングザベスト、2012年スティールパスが重賞勝ち馬。
★ 昨年の立夏ステークス は5月4日9Rにて行われた。天候は晴、馬場状態は良。15頭立ての1番人気は前走まで②②③②②着(前走は鳴門ステークス・阪神ダート1400m)という着に纏め続けている4歳牡馬シヴァージ。2番人気は前走鳴門ステークス⑩着、前年の勝ち馬でもある5歳牡馬マジカルスペル。3番人気は前走の白嶺ステークス(東京ダート1600m)まで②③②着に纏めている6歳騙馬のクレマンダルザス。4番人気は昇級してから前走の鳴門ステークスまで③⑤着の4歳牡馬ショーム。以上4頭が卍巴に近い上位人気を形成し単勝オッズ1桁台だった。スズカフリオーソが先頭に立っての馬群は一部を除いて一団を形成。シヴァージ、マジカルスペルは前の方、クレマンダルザス、ショームは中段より後ろを追走。800mを47.1で通過して直線の攻防で先ずシヴァージが抜け出して押し切ろうとしたゴール前マジカルスペルがかわして先頭ゴール。1:35.9で決着しオープン入りしたマジカルスペルは グリーンチャンネルカップL ⑥着等。②着は半馬身差で最後スウィングビートが上がった同馬は5番人気の4歳牡馬。前走は韓国馬事会杯(中山ダート1800m)③着。この後東京ダート千六の薫風ステークス③着を経て同じく夏至ステークスを勝ち抜け、オープンではラジオ日本賞(中山ダート1800m)③着 、今年に入ってからは芝にも出走している。シヴァージは③着。秋には神無月ステークス(東京ダート千四)を勝ち上がってオープン入りすると芝の短距離戦に矛先を変えており北九州短距離ステークス(小倉芝1200m) を勝ち高松宮記念GI で⑤着に。
★ 立夏ステークス MY注目馬★
・ フィールザファラオ(牡5)

☆ 緑風ステークス☆
2012年、春の東京競馬の前半が2週間延長となったのを機に12年振りに復活した。1999年の本競走では「シンコウシングラー事件」の舞台となった。冬の早春ステークス、秋の六社ステークスと並ぶ準オープンクラスの東京芝二四の特別競走である。過去の勝ち馬に1997年エイシンサンサン、1998年ゴーイングスズカ、2015年マリアライト、2018年ウインテンダネスが重賞勝ち馬。
☆ 昨年の緑風ステークス は5月11日10Rにて行われた。天候は晴、馬場状態は良。9頭立ての負担重量幅は50〜56㌔。1番人気は前走早春ステークス②着、東京芝2400mで3勝をマークしていた5歳牡馬ヘリファルテ56㌔。2番人気は前走昇級戦の比良山特別(京都芝2200m)を勝ち上がった4歳牡馬ネプチュナイト55㌔。3番人気は前走御堂筋ステークス(阪神芝2400m)②着の5歳牡馬ヴァントシルム56㌔。以下タイセイトレイル55㌔、トーセンアイトーン55㌔迄が単勝オッズ1桁台だった。逃げたのは想定通りケンホファヴァルト55㌔。2番手にネプチュナイトとタイセイトレイル。そこから離れた4番手をヴァントシルムが単騎で。5番手以下は更に離れてのほぼ一団に近い縦長の隊列に。1000mを1:00.4で流れた直線の攻防は前が粘るところにヴァントシルムが追い上げ、抜け出していたタイセイトレイルとの併せでゴールに入りヴァントシルムがクビ差で先着。2:23.1と比較的速い決着となった。ヴァントシルムは次走札幌日経オープン(L)④着 、 今年はダイヤモンドステークスGIII ⑨着。③着ネプチュナイトは後に障害競走にて勝ち鞍をマーク 。ヘリファルテは⑦着。②着タイセイトレイルは次走グリーンステークス(阪神芝2400m)を勝ち上がると秋にはアルゼンチン共和国杯GII ②着に。
☆ 緑風ステークス MY 注目馬 ☆
・ サトノラディウス(牡4・56㌔)

★ 立川特別 MY注目馬 ★
・ セイヴァリアント(牡4)