春の阪神競馬も後半戦に突入する。
3月も今週で終わり、いよいよ桜花賞GI も。

〜 土曜(3月28日)2回阪神競馬初日 〜

・ 9R 君子蘭賞(3歳牝馬限定1勝クラス・芝千八)
・10R 天神橋特別(4歳以上2勝クラス・芝千六・ハンデ)
・11R 毎日杯GIII

〜 日曜(3月29日)2回阪神競馬2日目 〜

・ 9R 四国新聞杯(4歳以上牝馬限定2勝クラス・芝二千・定量)
・10R 武庫川ステークス(4歳以上3勝クラス・芝千六・定量)
・11R 六甲ステークス(L)

☆ 武庫川ステークス ☆
長くこの春の阪神競馬にて定着している。以前は芝千二、同千四で行われていた事も有った。過去の勝ち馬には1989年ルイジアナピット、1997年シンコウフォレスト、1999年チェックメイト、2002年グラスワールド、2011年ブリッツェン、2013年トウケイヘイロー、2018年ヒーズインラブが重賞勝ち馬。
☆ 昨年の武庫川ステークス は1回阪神競馬4日目10R、ハンデキャップ競走で行われた。天候は小雨、馬場状態は良。12頭立てで負担重量幅は50〜56㌔。1番人気は前走新春ステークス(京都芝千六外)④着からの4歳牡馬ライラックカラー56㌔。2番人気は前走節分ステークス(東京芝千六)③着のキロハナ56㌔。3番人気は前走の関門橋ステークス(小倉芝千八)が昇級戦だった4歳牡馬のラセット56㌔の3頭が三つ巴の人気を形成。4番人気インジビジルレイズ55㌔迄が単勝オッズ1桁。
揃った発馬からの先行争いは結局コスモイグナーツ53㌔が単騎逃げの形をとった。人気どころは中段かそれより後ろから。800m通過は47.2 で通過。全体の隊列はやや縦長で直線に入ってもコスモイグナーツの脚色鈍らず1:33.3 で逃げ切った。
同馬は4歳牡の関東馬で7番人気。前走は節分ステークス⑥着。その後は目立った好走は無い。キロハナは終い追い込んだが1馬身1/4差の②着。次走春興ステークス(中山芝千六)③着がラストランに。③着は5歳牝馬のイストワールファム53㌔6番人気は前走初音ステークス(牝馬限定・東京芝千八)1番人気⑨着から。ライラックカラーは⑤着。後にオープン入りを果たしてカーバンクルステークス(中山芝千二)①着。ラセット⑥着。
☆ 武庫川ステークス 注目馬〜
特別登録に11頭。
・ アンドラステ(牝4)
恐らく人気はソシアルクラブ(牝5)に次ぐものとなるだろう。だが昇級戦でも未だ底を見せていない点に魅力があるというところ。前走は開幕日の阪神芝1600m(2勝クラス)を休み明けで教科書通りの走りで完勝。モノの違いを見せつけている。またデビュー2戦目での中京芝1600mではソシアルクラブを降しての完勝。馬場が渋れば尚のことチャンス。

☆ 君子蘭賞は割と長くこの開催にて定着しているが、嘗てはダート千八、芝千六にて行われていて牡馬も出走可能だった。牝馬限定となったのは2005年からで当初は芝千四で行われていた(2008年まで)。過去(平成以降)の勝ち馬には1995年シンカイウン、2000年マイネルブラウ、2006年カワカミプリンセス、2009年ヒカルアマランサス、2012年ミッドサマーフェア、2015年シングウィズジョイ、2017年カワキタエンカが重賞勝ち馬。
☆ 君子蘭賞 注目馬 ☆ 
・ ボンオブトゥック

☆ 四国新聞杯 注目馬 ☆
・ カセドラルベル(牝4)

☆ 天神橋特別 注目馬 ☆
・ メイケイハリアー(牡4/55㌔)