本日土曜日、4回阪神及び同中山八日目に行われる3勝クラスの競走は以下の2鞍

☆ 阪神10R・道頓堀ステークス(芝1200m)
嘗てはマイル戦だったが後に芝1400mとなり2012年からはこの距離に。過去の勝ち馬から2012年のハクサンムーン、翌2013年のリトルゲルダは夫々翌年のセントウルステークスGⅡを優勝した。
昨年はWINS道頓堀開設40周年記念の副題が付いて9頭で行われ、後方から追い込んで馬群を割って抜け出た形で5歳牡馬のサフランハートが制した。同馬はオープン入りしてからは後方のままゴールという戦いばかりという印象である。
今年は一転して16頭での競走となる模様。因みに前走1着だった馬は居ない。
殆どが夏競馬を使っている中でワンアフター(牡6)は3回京都競馬の彦根ステークス2着以来の休み明けとなる。前走北九州短距離ステークスを2着のブライティアレディ(牝6)、同競走を含む小倉では7着を続けたが水無月ステークス3着だったタイセイブレーク(騙6)、函館で連勝の後格上挑戦でのUHB賞は7着だった3歳牝馬のアスタールビー。小倉で3勝目を挙げての前走新潟日報賞6着の同じく3歳牝馬のジュランビルはスポーツ報知杯フィリーズレビューGⅡで3着だった。

☆ 中山11R・秋風(しゅうふう)ステークス(芝1600m)
芝のマイル戦で行われるようになったのは2005年からでそれ以前はスプリント戦だった。一昨年の勝ち馬は昨年ヴィクトリアマイルGⅠを制したジュールポレール。
昨年は顕彰馬に選定されたロードカナロアの栄誉を祝する競走として顕彰馬選定記念ロードカナロアメモリアルに改題された。11頭立てで1番人気のプロディガルサンが快勝。リアルスティールの弟である同馬は当時5歳の牡馬、東京新聞杯GⅢを2着、芙蓉ステークス1着などの実績を持っていたが前年夏に降級してから惜敗が目立っていた。その後は3戦連続で2着をマークしている。
今年は12頭での競走となる模様。モアナ(牝5)は前走新潟日報賞を2着はほぼほぼ勝ち故に今回も人気に推されそう。他はアネモネステークス(L)を含む中山芝マイル戦を2勝しているルガールカルム(牝3)や昨年暮れに中山のマイル戦を制しているレジーナドーロ(牝4)等牝馬にチャンスが有りそう?!