さて、面接の話です。
留学ビザの最終章、アメリカに行くまでの面倒くさい作業の最後です。これが無事に終われば、ビザが一週間ほどで届きます。
しかし、若い人はいいが30過ぎには厳しい試練です。
正直言って、アメリカ大使館は年齢の行った人に非常に意地悪です。引っかけがあるので、注意点を書いておきますね。

「ひっかけ」などというと、緊張してしまいますが、もし面接に落ちても大丈夫です。ビザ申請は「何度でも出来ます」

面接は、個室ではなく運転免許試験場の窓口のような雰囲気の場所で数人同時に行われるようです。福岡の場合は、窓口が4つくらいありましたが、面接官が少ないようで、面接窓口は1つしか稼働していませんでした、。場合によっては複数人同時もあると思います。
面接時間は、若い人で最短3分くらい。高齢者(30歳以上)は10~15分。中には50分かかった人もいました。

若い人、歳を取ってる人共通に聞かれる質問を書いておきます。

①何をしにアメリカに行くのですか?
②どうしてアメリカなのですか?
③留学費用は誰が出すのですか?
④アメリカに家族がいますか?あるいは知り合いがいますか?
⑤アメリカのどの都市に行くのですか?
⑥留学期間はどのくらいですか?

型どおりの質問です。
ここではあなたの英語力とか一切聞いていません。不審な人物(アメリカに何とかして住みつこうとしているような人)を見つけるのが彼らの仕事です。
彼らはお国の指導に従って、誠実に仕事をしているだけです。

次に30過ぎの人に聞かれる、追加の質問です。

①なぜアメリカでないといけないのですか?
②どうして今になって、留学などするのですか?
③いつか家族と一緒にアメリカに住みたいですか?(後で家族も来ますか?)
④今までしていた仕事は何ですか?
⑤その仕事はどうしたのですか?
⑥アメリカに友人はいますか?
⑦その友人はどこに住んでいますか?
⑧その友人はどんな仕事をしていますか?
⑨アメリカではどんな仕事をしますか?

こんな感じです。
他にも質問されたと思いますが、忘れました。
この後いくつか質問された後、最後にもう一度

「アメリカではどこで仕事をしますか?」

と聞かれました。
重要な予備知識で書いたと思いますが、留学生は「一切労働禁止」です。
アメリカで働かないか?そんな内容を、突然聞いてきますのでくれぐれも

「留学予算が少ないので、何かバイト出来たらいいと思います」
とか答えないように注意です。

あと、友人の女性がとんでもないことを聞かれましたが、事実なので書いておきます。
「あなたアメリカで売春とかする気じゃないでしょうね?」
これも労働です。
そんなことまさか?ですが、本当の話です。アメリカでは韓国人の売春婦が問題になっており、女性はこういう事を聞かれる可能性があります。動転しないように気持ちの準備をしてください。

最後に言ってはいけない事をまとめておきます。
①働く気があるような言動
②アメリカを批判するようなこと。(税金高いとか)
③アメリカ人と結婚したいとか
④航空留学者は飛行機の免許を取りたいとか、そういう内容。(テロ対策の課題になっているようです)
⑤アメリカでビジネスをしたいとか言う話。

場合によっては良い方向に取られる話。
チャンスがあれば大学に行ってMBAを取りたいとかそういう話。
留学費用については充分あるという雰囲気を出した方がいいです。

さて、今回はこれで終わります。