さて本題のポーンラーン温泉。ポーンランかもしれない。
ガイドブックによると、ラノーンから南に13kmとあるが、実際に計測したところバスセンターから温泉に続く入り道までの距離は7.5kmだった。ブログでも13kmとガイドブックをそのまま引用しているが、国道から温泉方面に入っても温泉までは2kmしかないので、合計は9.5kmだ。
10km南下してから案内を探そうとすれば、まず見つからないので注意。バスや飛行機で来た人は、レンタルバイクを借りると良い。ゲストハウスはレンタルバイクもやっている。歩いて行くのはハイキングマニアにしか無理な距離だ。

で、絶対に間違えないように写真付きで道案内しておきます。
バスセンターから、国道4号線を南下する。2.5kmほど走ると右手にテスコロータスが見え、その先にマクロ(共に大型ショッピングセンター)がある。さらにその先にガソリンスタンドがあり、バスセンターから合計7.5kmでポーンラン温泉の入り口の看板がある。

プーケット方面から来た場合は、この建物が左手に見えたらほんの少し行き過ぎなので、先のガススタ前あたりのUターンできる場所でUターンするといい。



政府系の建物のようで、そうそう壊される事も無いだろう。

この緑色の建物の前が、まさに温泉への入り口です。これが目印。



左手にある温泉入口の案内板



ここを入ればあと2kmで温泉。突き当りなので道に迷う事は無い。入って150m程で何かの施設の入り口があるが、門をくぐらず道なりに右カーブを進む。数分で温泉の入り口に到着するだろう。



温泉入口のゲート。迷彩服のお兄ちゃんが愛想良く迎えてくれた。入場料はタイ人20B、外国人100Bだが、外国人でもタイの運転免許証を持っていれば20Bにしてくれる。僕はタイの運転免許は持っていないが、ホテルを持っているのでタビアンバーン(タイの住居証明・マンションを持っていればくれる)がある、それを見せたら20Bになった。ついでにタバコをたかられたが、2本あげたらものすごく喜んでいた。友人がお土産にくれた日本製だ。

で肝心の湯船



湯船は2つあり、原泉に近く若干小さい湯船②番と、少し大きいが湯温の低い湯船①番がある。湯船②はそれでも若干ぬるいのだが、充分満足だ。写真は湯船①のほう。湯船②は同時に入るなら8人が限界かな。

タイ人の多くは服を着たまま入ってたが、注意書きではダメだと書いてあった。(英語)
湯船内喫煙は2000Bの罰金と書いてあったが、取り締まる人はいないわけで、吸ってる人もいた。禁酒とは書いてなかったので、ビールを買っていくと気分が盛り上がるかもしれない。

湯船①と②の距離は10mくらいで行ったり来たり出来る。小型の橋がかかってる。湯船間には小川が流れており、フナのような小型の魚が沢山いる。足をつけると、ドクターフィッシュのように角質を食べようと突いてくるが、本家ドクターフィッシュのように本格的ではない。まあ無料のおまけみたいなものだ。

温泉を1時間ほど楽しんで、11時47分に帰路についた。

そうそう、朝一つ目の温泉で足湯をしたあと、二番目の温泉に向かったのだが、バスセンターを少し過ぎたところでラノーン警察の検問があった。僕はひょんなことから警察の友人に作ってもらった「タイ警察幹部指輪」をいつもしてる。これは警察大学校を卒業して中佐以上になったら身に付ける事の出来る幹部のステータスな指輪で、この指輪をしてからというもの、検問で運転免許証を見せることなく通過出来ていたのだが、ラノーン警察には通用しなかった。何気なしに指輪をアピールしても「無視」してた。しかも僕の国際運転免許証を隅から隅まで見て、なんとか違反箇所が無いか探してた。でも英語の読めない下っ端警官に理解できるはずも無く、「OK」をもらった。もちろん正規のもので有効期限内だ。タイ警察は正義の心で検問しているのではなく、「安い給料を補助する為に違反の取り締まりをする」お金になりそうならガラガラヘビのようにしつこい。

タイ警察幹部指輪 銀製でクズダイヤがついてる




違法労働者を乗せてそうな、トラックにミャンマー人満載のトラックなどは格好の標的だ。罰金額はもちろん「交渉制」だ。一回切符を切られると、その切符がその日一日の「免罪符」になる。何度も罰金を取られる事は無い。さすがタイ警察は親切である。

帰りはバイクの燃費と速度の関係を調べるため、①ひたすら全開②80~85km巡航③90km巡航の3種類の速度の燃費について計測した。その結果
①全開 30km/リッター
②46km/リッター
③40km/リッター
という結果になった。直線でストレスを感じず、なるだけ早く移動し、かつ燃費もまあああということで、90km巡航がいいだろうと思った。
また急ぐ場合は、燃料計半分まで全開。ガソリンスタンドが出てこない場合は速度を75~80kmに抑えれば、もうあと60kmは走る計算になる。たぶん、75kmいけるとおもう。この走り方なら予備ガソリン無しでも遠距離ツーリング出来るんじゃないかと思った。

帰りにプーケット日本人会の会長が経営するレストラン「ブレイクポイント」で旅の無事に感謝しつつビールとピザで乾杯しました。




プーケット(カロンビーチ)・ラノーン間 距離 約320km
プーケット・サラシン橋向こうのガススタまで 66km
次のカオラックまで 41km
次のタクアパまで  39km
次のクラブリまで  54km
次のカポエまで   63km
ラノーンまで    56km
メーター合計    319km
全て街のガススタまでの距離



その②はこちら
http://ameblo.jp/keibaimaster/entry-11986373678.html

その①はこちら
http://ameblo.jp/keibaimaster/entry-11985970679.html