僕のブログを見ている人が、どうやってここに辿り着いているのか?検索ワードで調べてみると


①競売関係の「追い出し」 系

②タイ 長期滞在 生活費 系

③タイ ビザラン 系

④免税店 タバコ価格 系

⑤タイ コンドミニアム 系


の順番に多い事が解った。


順番に書き洩らしと追加事項と注意事項をまとめてみます。


①ですが、まず絶対にやってはいけない事から。


普通、何かを解説する時は「~~すると良い」というような話の羅列になりがちですが、まず「おさえるべき」は、「絶対にやってはいけない事」です。取り返しのつかない事態になる事が多いので、絶対にやってはいけないのです。


競売物件追い出し時に絶対やってはいけない事。


①感情的になって怒鳴る・怒る・切れる。


理屈がどうの、理論がどうのではなく、相手は家や会社を取られる状態なのだから、「かなり追い込まれて精神的にまいっています」。早く出ていけ みたいなことを言うと、向こうは開き直るか切れるしかありません。一度こういう状態になると、穏やかな話し合いは無理ですし、話し合いにすら応じてくれなくなります。酷い時はわめき散らしたり、警察に嘘の電話をして「ヤクザが取り立てに来た」などと言い出す事すらあります。


※ 感情的になるのはぜったいにダメです。


②「家賃を払うから住ませてくれ」を受け入れる。(競売にかけられている物件の所有者が居住者の場合)


可愛そうですが、情け無用です。家をリフォームしなくていいし、入居者を探す必要も無く、不動産屋に仲介手数料を払わなくていいし、いいこと尽くめに思われるかもしれません。しかし相手は借金を踏み倒したから物件を競売にかけられた人であって、今後はもちろんローンや借金は出来なくなった人です。こういう人に銀行がお金を貸さないのが当然なように、家も貸してはいけません。


僕の講座の受講生も、つい同情してしまい、貸したことが何度もあります。現在家賃トラブルになった確率は100%です。


※ 競売にかけられた人=居住者の場合は、絶対にその人に貸してはいけません。


③お金を(引っ越し代等)をもらえばすぐに出ていくという相手に、代金を先払いする。


先払いはトラブルの元です。ギャンブルに使う人も多いです。お金を払う場合は、「必ず後渡しで、家を空っぽにし、鍵を受け取って、示談書にサインを済ませた後」にしてください。


※ 代金の先払いは絶対ダメ


追い出しのコツ


僕はもう熟練していますので、追い出すのは簡単です。向こうが「是非、出て行かせて下さい」と言わせられます。「お願いですから出て行かせて下さい」と懇願された事もあります。

残念ながら、商売なのでこの方法は教えられませんが、教えられる事だけ書いておきますね。僕も最初はこういう形で進めていきます。


①相手の境遇に同情し、理解者になる。


相手は追い詰められて弱っています。相手が強気な事を言っても内心はビクビクなのです。ですから、「自分は家を取り上げる恐ろしい相手ではなく、相手が納得して引っ越せるお手伝いをする味方なのだと思わせる」必要があります。


②お互い落ち着いて話せる状態に持っていけたら、具体的にいつまでに退去するか話し合う。場合によっては、引っ越しのトラックや人夫の手配などをし、「早く引っ越すならその代金を出す」と提案する。


だいたいこのあたりまで来れば、もうあとはすんなりいくでしょう。

大事なのは相手を気づかう事。「あなたが新しい家に引っ越しできるよう、お手伝いします」という言葉と雰囲気を出しましょう。


慣れると実に簡単ですよ。